二十代に向けた生産性講座

【人生考察】 生産性とは何か。これは経済学の用語である。労働や資本(カネ)等の寄与度、詰まり効果。若しくは一定の資源から、いくらの付加価値を産んだか。二十代は労働所得が多い。自身の身体、時間を切り売りしている、と云える。時給や日給は簡単だ。一時間当たり、一日当たりの貰える給与・報酬の事だ。この生産性を上げる為には、何をしたら良いのか。


二十代の内は時給や日給、月給に気がとられる。だが、それは罠だ。何かの会社、何かの組織に勤めて貰えるカネは一時的と思う事だ。企業に勤めて高所得者になるには、その企業が求める高給取りの基準を満たす事となる。社内の先輩方を見れば分かるが、簡単な事ではない。何よりも退職した者の情報がない。ポイントはこれだ。一の労働で十の成果を得れる事。一の労働で一を割るなんて、言語道断。最低でも三は必要だ。さもなくば、企業に切られる恐れが出てくる。




<一で十を得る工夫>

 取締役を含む自営業は、もっと簡単だ。売上高をつくり、費用を抑え、利益を出す。少ない資源で大きな成果(果実)を得る事が基本中の基本だ。両者とも生産性向上にITが欠かせない事は理解しているだろう。効率化だ。但し、競合(ライバル)もITを駆使してくる。そうなれば、生産性が一定で止まる。より生産性を高める為には人脈を準備する。当然に自身よりランク上の者との人脈だ。彼等に認められる存在になる。それは競争優位の原因となる。


業務のシステムを効率化し、仕事における人脈を広め、生産性を上げる。一で十を得る工夫だ。そして最後にプロモーションだ。どんな優れた商品・サービスも販売促進がなければ、買えない。そのプロモーションの生産性を高めるものが、ブランディング。若者的な言葉では、セルフ プロデュース力。



ShowBizを例に考える

 ハイムは芸能報道で女優・モデル・アイドルを扱う。非常に大勢の芸能人がいる中で、売れる者は一握り。圧倒的多数は売れない。彼女達が売れるには、独自性が欠かせない。その独自性がブランド価値を向上しなければ、ならない。通常、自身が個性だと思っているものは、グローバル市場において個性とはみなされない。恐らく一般的な範囲内だ。独自性は個性を掛け合わせて創る。女優であれば歌を歌ったり、モデルは女優をしたり、掛け合わせていく。


そういった期間が二十代。三十代以降では、この個性を掛け合わせる独自性を創り難い環境となる。二十代の内しかできない。そして二十代前半と後半では、社会の自身への見方が大いに変わる。女性であればアラサとなり、人脈を拡げる機会が極端に減る。これでは生産性が頭打ちとなり、右肩下がりになっていく。三十代女性の非正規雇用がどれだけいるかは、調べた方が良い。未婚率も調べた方が良い。そして四十代独身女性が、どういう現状が先に知っておいた方が良い。



二十代後半の生き方

 男性も同じだ。二十代前半の様に後半を生きてはならない。生産性の低下が止まらなくなってしまうだろう。前半で許されたミスは、後半では許されない。前半の生産性より後半の生産性が高くなければ、首切り対象に入る。三十代や四十代のニートは現実にいる。中年ニート、高齢ニートを調べると良い。今、高所得者でも墜ちる機会は今後増える。ましてや一般所得者は、ニートまっしぐらと云える。何故ならば対策をせずに、五年から十年先を意識した人生を送ってないからだ。


この国の現状は、一度でも非正規やニートになったら、戻れるシステムがない。それは「凝縮世代」が仕上げる事になるだろう。確実性を非常に重視する、その世代が人事担当で再就職の面接時に、非正規とニートの履歴書を彼らが採用するだろうか。「凝縮世代」は自身等の価値観で首を締める可能性もある。生産性を追求する事は、自身の未来を守る事である。世代に応じて、求められる生産性は異なる。大抵は求められる基準が、どんどん高くなっていくもの。だから二十代の内に生産性の向上に励む。


そう、今の二十代の内、二人に一人が非正規ないしニートになる未来は政府で予測している。そして政府の統計は甘めなので、実際は三人から四人に一人だけが正社員か自営業か、という時代に入っていくだろう。

(了)

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