二十代・三十代女子の先にある未来の危機

【人生コラム】 日本の二十代・三十代の女子の未来が危ない。未来の危機を認識し、今から対策を講じなければ、最悪な日々が待ち受けるだろう。逃げたらだめだ。今の最悪は、未来の最悪に比べて非常に軽い。


逆からみていく。シニアの相対的貧困率は若干、改善したものの、夫の死亡などで離別すると女性は格段に上がる。今の二十代・三十代の年金の支給開始は七十五歳以上。公的年金は「マクロ経済スライド方式」により毎月の受取額は下がっていく。一方、国民医療費は増え、病院の窓口や保険料などでの支払い額は上がる。高齢者は七十五歳以上で、六十五歳から七十四歳は准高齢者。現役世代を支える世代だ。




<高所得者でも明日は我が身>

 中年の四十代・五十代。女性の貧困率は五割に向う、ないし超える。特に独身女性で正社員でない者は貧困率が八割に達する可能性もある。現時点でも四十代・五十代の非正規率は六割近く。働き方改革や生産性指標の導入、AI・ロボットの実用化により、人間じゃないと出来ない超単純労働と想像力を必要とする職務に働き口がある。前者は非正規、後者は個人事業主であろうか。


二十代自体の貧困率は三割程度で推移している。これは社会的構造上、新社会人が低賃金である点には理解できるだろう。問題は三十代だ。貧困と相関関係のある非正規。二十代と共に三十代の女子の非正規率は増加。二十代女子の非正規率の増加が激しい。非正規のまま三十代に突入すれば、収入の増加は見込めない。二十代女子ならば、水商売などの副収入も期待できるが、非正規の三十代女子は見込めない(だが正規は非正規との価値観の違いがあり、収入が見込める)。


月収十万円を切る。それはいつまでだろうか。非正規スパイラルに入ってしまったら、月収十万円未満までまっしぐらに落ちる。年収にして百万円未満。弁護士でも二割が年収百万円未満という。国税庁のデータでは、百万円未満は既に二割近く。二百万円未満だと実に四割を超える。これは女性の話しだ。現状で月収が二十万円以上ある女子は、上を目指すしかない。さもなくば、生涯、月収十万円未満の人生が待っている。



打開策

 現状を悲観しない。前向きに対策を講じる姿勢になる。今が最悪の手前である事実を受け入れる。うじうじしているだけで、とめどない貧乏生活へ向かっている。まず心から動き出す。身体を鍛える。目先にある仕事を精力的に、より早くこなす。幅広く勉強する。自身より年収が高い人とのコネクションをつくる(特に男子)。コネクションづくりの最中に経営者を見つける。そして雇ってもらえるレベルまで、自身を高める。


ここがポイントだ。可愛いだけでは雇ってもらえない。いきなり正社員も滅多にない。最初は非正規でも良い。自身を雇ってくれるコネクションを二十代・三十代で創り出す。自身から積極的なアプローチができない場合は、日々の仕事で見せつける。他を圧倒できる覇気と仕事の実力で未来が拓かれる。優れたビジネスマンは、そういった女子を見逃さない。


つまり自身の出資者を探すのだ。彼らは実際にお金や仕事のチャンスをくれる。このチャンスを活かす。その為には後ろ向きでないこと、前のめりであること、仕事をちゃんとできること、身体を鍛えていること、勉強していること。人生の目標なんて後回しだ。まずは自身の日々の生活の安定を獲得する。


四十代・五十代はすぐに来る。富める者と貧しき者の二極化は加速する。今、踏ん張らなければ、月収十万円未満で一生を終えるしかない。


記事:羽田野正法

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