人生の修正の仕方

【人生論説】 人生には失敗がつきものだ。生きている以上、必ず失敗する。大切なコトは、失敗した人生の後にどうするか、何をするかだ。大企業の惨事や社会のニュースを見渡すかぎりにおいて、現代は修正が上手でない人が多い。


まず大前提として、人生はおよそ修正ができる。完璧に元通り、とまではいかなくとも、ある程度までは修正・修復が可能だ。株の世界ではこれを、“損切り”という。損(失敗)をしてしまったモノは仕方がない。だから損失(失敗)を大きくしない手を打つのだ。ポイントは、過ちを認めるコト。杭の事件であろうが、些細なコトであろうが、間違ったコトをしたのは確かなのだから、公に過ちを認めるコト。さもないと、傷は悪化し修正ができない程に壊れてしまう。逆に過ちを認めれば、一時的な傷は負っても治癒するモノ。下手すれば、コトが起きる前よりも良くなるコトもしばしば。



<人生にツマヅイたのは自分>

 たいていの人が人生の過ちをヒトのせい、何かのせいにする。それは間違っている。その人の人生は、そのヒトのモノ。誰かのせいなら、そのヒトのモノになってしまう。それは違うだろう。だから、人生でおかしい状態になってしまったら、自身が何かを選択してまったのだ。それは上司の圧力であろうが、お酒であろうが。まったくもって良くないのは、自己正当化である。これは前に進む確率よりも、後ろに戻ってしまう確率の方が高い。悪いコトをしたにも関わらず、謝らずに自己正当化を行う者は、それ以上の人生は待っていない。つまり、再出発はないのだ。


ツマヅイテしまったら、踏ん張り、体制を立て直し、ツマヅイタ原因をわかり、打開策をねって、新たに前に進もう。ここに自己正当化を当てはめてみよう。体制を立て直した後に、「自分は悪くない、道が悪かった。」などと自己正当化すれば、打開策をねらずに、また同じ場所でツマヅく。一方、「いや、不注意だったかな。足が上がってなかったかな。」と反省をすれば、もっと注意したり、足を上げたりするだろう。人生の修正の仕方、一つは、心の在り方だ。



<時間は戻らない=それは与えられたモノ>

 もう一つ。人生の修正の仕方は、越えるべき壁が、だいたい目の前にあるので、向き合ってよじ登るコト。借金なら、借金。人間関係なら人間関係。人生にはステージがある。その人が成長するタメのステージが用意されている。問題というモノは、誰にも常にある。いつも同じ様な問題にぶち当たるのか、それとも問題をこなし、次の問題に挑戦するのか。逃げちゃ、ダメだ。どうせ、また同じ問題にぶち当たる。そんな繰り返しの人生はムナシイ。


同じ問題に対し、この世で一番大切な時間をムダにしては、ならない。もったいない。時間は戻らないモノ。戻せないモノ。人生の修正は過ちを認め、修正・修復するコトから始まる。その際に、「納得いかない。」「悪くない。」と思うコトもあるだろう。そういった問題を乗り越える壁(心)を待っている。誰が待っているだろうか。それは、未来の成長した自分が待っている。その我は、自分のタメならやめよう。その我が人のタメなら、数の多い方を優先しよう。心はいつでも変えられる。修正・修復後に人生は再出発できるモノ。



因果応報

 :人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。

goo辞書より引用


(了)

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