既に食物依存症かもしれない、好パフォーマンスに欠かせない良い食事

【人生コラム】 人生百年時代。求める事は持続的な好パフォーマンス。瞬間的な最大風速は要らない。土台となるのは食事と運動だ。全世代の土台だ。


食事が悪ければ、精神が安定しない。運動を怠れば、こちらも精神が不安定がちになり、持続力が右肩下がりとなる。運動については筋トレやヨガ、スポーツの情報が世にたくさん出て、それらに励む芸能人の姿に影響もされるようになった。


だが食事はどうだろうか。既存のグルメ番組は健康と言うよりは高カロリで糖尿病になりやすいようなラインナップが散見し、お手軽料理の番組も手間を省略するような健康とは異なる切り口で構成されている感がある。つまり、それは健康になるのか。持続可能な食事なのか。



<刺激を求め続ける脳を意識>

 健康の定義は未だ曖昧である。何をもって健康とするのかは現在は個々人の精神及び身体の状況に委ねられる。はっきりとしている点は病気である。現代医学で二万種類以上の病気があり(WHO発表)、ある程度は治療ができるとされている。


今回のテーマは病気にならないことではない。好パフォーマンスを叩きだせる土台の食事だ。マイナスを防ぐではなく、プラスを増やす。それは運動における筋トレと同じ。摂食障害や糖尿病などの病気を当然に避け、食物依存症を警戒し、前頭前野の灰白質の量を増やす。


病気は未然に防ぎやすい。巷にも情報はたくさんある。食物依存症は心の問題でもある。未だ断じることはできないが、ストレス回避の選択肢として食物依存症になってしまう可能性がある。お菓子やインスタント食品、電子レンジを使用する食品が典型的で糖質や脂質、その他の科学物質などで中毒のような状態になる。


その状態はストレス回避のために脳への刺激として悪い食事を選ぶ。食べることで脳内物質が出て、幸福感が増す。健康に良い食べ物は人工的な食べ物よりも刺激が弱い。ストレス発散が苦手な人は質の観点で暴飲暴食に走りやすい。薄味の和食とファストフードや果物以外のスイーツのような対比だ。結果として思考に欠かせない忍耐力は下がり、短気になり、精神が落ち着かない。記憶力も下がる。日々、刺激だけを求めて達成感を得れない。無気力状態へと向う。


これは好パフォーマンスと相対する。日々を意欲的に生きるには、良い食事が欠かせない。



自制心と忍耐と水

 フランスのビジネススクール・経営大学院「インシアード」のヒルキ・プラスマン教授の研究チームは前頭前野の灰白質の量の多寡で食に対する自制心の強さが変わる点を判明させた。灰白質はまだまだ分からないことが多い。ただ可能性を含んでいる脳内領域で増大も減少もする。ニューロンの細胞体が集まっている。


ヒントは自制心。忍耐を意識的にすることで灰白質は増えるだろう。甘い物や体に悪そうな物を意識して控える。意識して人の話しに耳を傾ける(傾聴)、意識して体を鍛えるなども有効だろう。ポイントは素材を味わえる舌、脳で幸福感を得れるようになること。そのためには先ず糖分の入った飲料水とアルコール(いわゆるカクテル)を極端に控え、水や炭酸水メインを六ヶ月。


大人では体の半分を占める水分をキレイにする。汚れを取る。これが好パフォーマンスの土台づくりの始め。


記事:金剛正臣

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