二十五周年の事前イベントは氷川丸で十六年振りに演奏|日本最大級のジャズ・フェスティバル横濱JAZZ PROMENADE 2018

【社会報道】 平成三十年八月三十日に神奈川・関内にて二十五周年を迎える横浜の秋の風物詩である日本最大級のジャズ・フェスティバル『横濱JAZZ PROMENADE 二〇一八』の記者発表会が行われた。本フェスは十月六日、七日の二日間。発表会ではジャズ四曲を披露した。


「街全体をステージに」を合言葉に五年にスタート。昨年は十四万人を超える来場者を迎え、日本を代表するジャズ・フェスティバルに成長した。横浜の歴史・文化・ロケーションを生かして歴史的建造物やジャズクラブ、街角等の五十会場で同時にライヴを実施する。プロ・アマを問わず、国内外から多くのジャズ・ミュージ シャンが横浜に集結する。赤レンガ倉庫一号館も会場として復活。


 本年の見所は王道を行く井上信平をリーダーに即興を得意とするMiyaから若手注目株の小川恵理紗まで年齢も演奏スタイルも異なる男女七名のフルーティスト「All Flutes Company」。ジャズプロならではの様々な組合わせで織り成すハーモニが「みなとみらいホール」に響き渡る。


両日で二百近いライヴ演奏が街中を彩る。会場から会場への街歩き中や駅を降りた瞬間からジャズの音色が響き渡る。元町ショッピングストリートでは、両日に異なるデキシー・バンドによるパレードも開催予定だ。


また、ジャズプロ二十五周年を記念し、十六年振りに氷川丸で船上ライブを九月三十日に開催。第一回から第十回まで会場だった日本郵船の氷川丸での船上ライヴは希少。重要文化財に指定されてからは初の催しとなる。


出演はピアノ・今田勝が率いる横濱JAZZオールスターズ。昼はスタンダード特集、夜はブルーライト・ヨコハマ スペシャル セッションの異なる二つのステージを展開。この記念すべきライヴをネットで生配信を実現すべくクラウド ファンディングに挑戦中(報道現在)。九月十八日まで。


撮影記事:岡本早百合

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