W辰年の小池百合子・三原じゅん子(自民、神奈川)が姉妹宣言で龍の如く|参院選二〇一六

【社会・政治ニュース】 平成二十八年六月二十九日に神奈川・鴨宮にて、『参院選二〇一六』の神奈川選挙区から立候補している三原じゅん子(甲辰)参議が主婦層と女学生、シニアらの主権者らを前に街頭演説を行った。応援には同日に東京都知事選挙に出馬表明をした元防衛及び環境大臣の小池百合子(壬辰)衆議をはじめ、計五名がバックアップした。


三原参議は二期目の当選を一位で狙う。神奈川選挙区は四議席で十二人が立候補。前々日に安倍晋三(甲午)総裁、前日に菅義偉(戊子)幹事長代行が三原参議の応援に駆け付ける程の現状だ。冒頭、「報道で大激戦というよりも、大混戦と思っております。」と今までの神奈川の選挙とは異なる点を強調。併せて、同区より自民党に所属している議員は、自身のみと大きく主張した。




<女性の負担を減らしたい>

 同党の三大公約を挙げた。新・第一の矢「GDP六百兆円」の達成には女性の力が必ず必要と息み、新・第二の矢「出生率一.八㌫」では働く女性の環境づくり、新・第三の矢「介護離職者ゼロ」では制度そのものを変えることも自身の役割だと力説。総じて、女性が生きる現代の環境を政治で対処すべきであると、アピールした。


次に同区から立候補する理由を述べた。全国で一番目に通勤時間が長く、二番目に帰宅時間が遅い(一位は東京)ので「だから、この神奈川から変わらなければ、日本は変わらない!」と、女性の働き方の多様化を推した。最後に「女性のみなさんに、自分の人生の選択肢を与えて差し上げる国に、していかなければならないと思っています。」と涙をやや浮かべながら、神奈川及びこの国の女性たちを慮った。



現場で見た二人の強いキズナ

 小池衆議は、「三原じゅん子の“政治の姉”でございます。」と三原参議との義・政治姉妹を最初にアピール。午前中に行った都知事選出馬への記者会見から触れ、出馬に至った理由を伝え、今の東京を守り新しいTOKYOを創りたいと述べた。日本開催のサミットを挙げ、前回の北海道・洞爺湖サミット(二十年)と今回の三重・伊勢志摩サミットの八年の間で総理大臣が五回も変わっている点を注意喚起。他国の首脳を例に政権の安定性を訴えた。


姉妹と表現するだけあって、頼もしい二人だった。こういった画は女性議員同士では珍しく、信頼し合う女性の強さ、逞しさを感じた。強い信頼は強い政策実現力に比例する。とても気持ちの良い演説会で、他の議員らの様に私利私欲による裏切りがないことを祈るばかりである。尚、三原参議の公約は以下の通り。


  1. 女性の活躍、子育て支援
  2. 社会保障の充実
  3. 希望を生み出す強い経済



撮影記者:金剛正臣

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