国民の生活を豊かにする国勢調査は節目の百年、PC・スマホから十分で完了|国勢調査二〇二〇/総務省

【社会報道】 総務省(大臣:高市早苗)は、令和二年九月一日に東京・神田明神にて『国勢調査二〇二〇 新CMお披露目』イベントを開催した。イベントには早苗総務大臣(辛丑)、CMに出演した俳優・要潤(辛酉)、元AKB48で女優・川栄李奈(乙亥)、スペクター・コミュニケーションズのデーブ・スペクター(甲午)代取が登壇。トークショーを行った。


国勢調査とは、日本に住んでいる全ての人・世帯を対象とする国の最も重要な統計調査だ。国内の人口や世帯の実態を明らかにする為、五年毎に行う。本年は、大正九年に行われた我が国最初の国勢調査から百年目に当たる。



<国勢調査とは>

 国勢調査から得られる様々な統計は、国や地方公共団体(自治体)の政治・行政で広く利用され、民間企業や研究機関等でも経営や研究等の基礎データとして、幅広い用途に利用されている。また、国勢調査の結果は、将来人口推計や国民経済計算(SNA)/内閣府等と他の統計を作成する為の最も基本となるデータとして用いる。


国の統計に関する基本的な法律である『統計法』で、基幹統計調査としての位置付けが特に規定されており、総務大臣には国勢調査の実施が義務付け。早苗大臣は、「この国で行われる最も重要な調査です。」と前置き、「令和の御代で行う記念すべき最初の調査です。」と笑みを浮かべ、「調査の結果は地方創生、防災対策、少子高齢化等の日本が直面する様々な問題に取り組む為、欠く事のできない調査です。」と強調した。

今回は、コロナ対策としてスマホやPCからの調査協力を国民全員に願った。



簡易さとスピードを追求

 国民への特にポイントだと思った点を問われ、要(写真上)は「十分ですね。今回の調査全十六問が十分で回答できる点です。」と答え、李奈は「スマホでできる事。」と回答。スペクターは「ネットでは六言語、紙での回答は二十七言語に対応している所。」とそれぞれ回答した。


早苗大臣は「皆さんが何処に居ても、安全で安心で幸せな政策の基にもなります。一票の格差を是正する事や地方交付税の算定にも調査を基盤にしています。全ての皆様にご協力頂きたく思います。」と深く礼をした。


今月から順次、国勢調査の用紙が配布される。届いた書類には、ログインIDとアクセスキーが記されている為、その場で回答が可能。今後の行政サービスにおいて、最低限のITリテラシが無ければ、シニアをはじめ恩恵を受ける事が難しそうだ。日本に住む外国人を含む全ての人々を豊かにすべく、行われる調査。国民皆が協力する事で、日本がより良くなるだろう。

回答期限は十月七日。


記事:岡本早百合

写真:総務省

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