若手代取のAI企業『わたしは』がSB系と大和証券系から八千万円の資金調達

【ビジネス報道】 令和二年十月二日にAIで新しいコミュニケーションを創り出す「わたしは(代取:竹之内大輔)」は資金調達を実施。第三者割当増資により、八千四百万円を調達した旨を公表した。


調達先は、ソフトバンクG(9984.T1)の完全子会社でAI特化型のインキュベータ・ディープコア(代取:仁木勝雅)、大和証券グループ本社(8601.T1)が五割出資するベンチャ キャピタル・DG Daiwa Ventures(代取:大熊将人、荻野明彦)と個人投資家一人の三者。今後は「大喜利AI」に続く新AIサービスと広告事業の開発に一層注力していく。


同社の創業は、平成二十八年。世界で唯一の“ユーモアを扱う対話AI技術” を用い、「大喜利AI」をコアプロダクトとして開発してきた。LINE登録者数は九月現在で、五十四万人。これは、Twにて「お題(文章)」や「写真」を投稿し、同社の成長途中のAIが回答するもの。


 この「大喜利AI」関連のツイートの拡がりは月間で九千万インプレッション以上(報道現在)。同社はCGAd(ユーザ生成型広告)事業も開始した。これは「ユーザとAIが共創するコンテンツ」が、ソーシャル メディア上にて拡がる過程での広告・ブランド情報を含めるユーザ生成型の広告。消費財メーカやC向けサービス・エンタメ等の事業会社向けの広告プロモーション サービスとなる。


また八月には、「大喜利AI」の進化版としてキャラクタAI同士のトークを生成する「ペチャクチャ(画像上)」とユーザーの画像・映像からAIが自動でMemo動画を作成する「ドリアン(画像下)」の二つの新しいAI サービスをリリース。両サービスとも、同社のミッション“AIが人の創造性・ユーモアをエンパワーする”を言語的クリエイティブ・動画的クリエイティブで体現するものとして開発した。


竹之内代取(辛酉)は、「これまでも弊社だけが開発できる世界唯一のAIを作ってきました。弊社の“一見するとふざけたアイデンティティ”に共感してくださる方々に株主になって頂けて、大変心強 く思います。これから、より一層『“㈱わたしは”が作るAIだから最高に面白いAIに違いない』と期待し続けて貰える様なオンリーワンのAIカンパニとして、成長を加速させていきます。」と抱負を綴った。


画像:㈱わたしは

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