大切な人へ宛てた手紙、鉄拳の漫画が新たな名作を生む

【ビジネスニュース】 冠婚葬祭互助会のくらしの友(代取:伴良二)が毎年公募している、亡くなった大切な人へ宛てた「つたえたい、心の手紙」。平成二十七年に実施された第八回の受賞作品「お父さんは愛の人」が、お笑い芸人・鉄拳によりパラパラ漫画化され、動画形式で七月二十七日より特設サイトにて公開された。


「つたえたい、心の手紙」は亡くなった大切な人へ、いま伝えたい想いや生前に伝えられなかった言葉を「手紙」に記したもの。葬儀に関わる仕事をしてきた中で、数々の別れの場面に立ち会ってきた同社の社員が、“亡くなった大切な方への想いを手紙として記す事で、悲しみを乗り越えるきっかけとなれば…”との想いから二十年より実施している取り組みで、全国から毎年千通を超える手紙が寄せられている。




<ごめん、の言葉が心に響いた>

 第八回の受賞作品は全二十四作品。その中で今回、パラパラ漫画化をされた樋口淳子の作品「お父さんは愛の人」。


彼女にはいつも父親がそばにいました。小学生の頃、検尿容器のフタをなくしたときにはコルクを必死に削ってフタを作ってくれ、中学時代の宿題で防犯ブザーの作り方がわからず困っていたときには、夜通しで娘のために防犯ブザーを作ってくれました。そんな優しい父親も、年を取ったある日、認知症を発症します。主人公の女性は介護を通して、これまでの父親との思い出を振り返り感謝する



鉄拳は、「原作者のお手紙を読ませてもらった時に、大切な思い出の1シーン、1シーンが見えてきました。 今回は認知症になってしまったお父さんの『ごめん』と言う言葉が心に響きました。 それを僕なりにパラパラ漫画で表現させていただきました。」とコメント。


主人公は、子どもの頃から父親の愛情をたっぷり受けて育った一人の女性。その女性が子どもから成人し、結婚、離婚、出産を経験し、年老いた父親を介護するまでの姿を、鉄拳独特の優しいタッチのイラストで表現されている。心暖かくなる同作は、帰省が増えるお盆の時期に亡くなった親族との思い出を振り返るきっかけにもなるであろう。他にも金賞を受賞した「ロッキーと俺」や銀賞である「母のサポーター」「義母への詫び状」など数々の心を打たれ、家族の大切さを感じられる作品が多数あり、自分の家族への接し方、関わり方を変える良いチャンスにもなる。



画像提供:㈱くらしの友

記者:原田眞吾


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