ジミーチュウ×シャネルの西内ひろとハワイアン×フェラガモの大島央照

【芸能ニュース】 平成二十八年八月二十日に東京・六本木にて『「#Passport Book in Cuba」写真展/イトーカンパニーグループ』が開催され、モデル・歌手の西内まりや(癸酉)の実姉に当たるモデル・女優の西内ひろ(己巳)と東京コレクションでモデルとして活躍したカメラマンの大島央照がトークショーを行った。同写真展では、写真集撮影時のドキュメンタリ映像(三十分)が上映された。


クラウド ファウディング(CF)で出版に至った同写真集。当初予定の百五十万円から二百二十万円も集まった。キューバ共和国(国家評議会議長:ラウル・カストロ)を選定した理由は、昨年七月の米国との国交回復だ。先進国との貿易により国そのものが近代化して変わっていく、と予想し一九六〇年代で止まっているとされるキューバに昨年冬に飛んだ。大島は、「本気で死ぬ気で撮影したかった。(ミスユニバース)準グランプリの雰囲気をぶち壊したい。」と出発前に意気込んでいた。西内は競争しない社会主義下に対し、モチベーションが上がらないと振りかえった。




<資本主義から見た社会主義国家>

 ドキュメンタリ映像は、大島が撮影した。キューバの空港から始まり、初日に現地の民家で一泊。社会主義共和制下のキューバは配給制で、西内は「ずっとキョロキョロしちゃう。普通じゃない感じ。」と資本主義と社会主義の街の差を感じ取った。クラシックカーが走っている光景に歓喜しつつも、三日目にホテルが取れてなかった事が発覚。急遽、大島とホテル探しで街を回るも、なかなか空き部屋がなかったが無事に取れた。


夜の街は楽器で奏でた音楽が至るところで流れ、皆が自由に踊っており、西内らも混ざって踊った。気づいた点として、携帯電話を持っている人が全くいない点や馬が交通手段として街を歩いている点を挙げた。西内は旅行中も早朝のトレーニングを欠かさずに、ビーチを走った。イルカと遊んだり撒き立てのキューバ産の葉巻を吸ったり、と十日間を満喫。優れた写真が多かった為、写真集の予定は七十頁から百七十六頁に大幅増となった。



 同写真集を通じたメッセージは、「人って、やりたい事をやろうとすれば出来るんだ!」。既に二十七ヶ国を回った西内は、今後も旅行を通じた人生観を伝えていく。一方の写真展では、写真集に掲載されなかったものが展示された。様々なサイズやショットの写真が販売されており、一番大きいビッグパネルは十万円であった(写真)。また西内は妹のまりやとシンガポールに旅行へ行った事がある、と囲み取材で明かした。尚、西内は黒のロング丈ワンピにジミーチュウのヒール、ヴィンテージシャネルのイヤリング。大島はハワイで買った緩やかなワンピにサンダル、フェラガモのイヤリングだった。モデル組の両名はカジュアル エレガンスであった。


『西内ひろ×大島央照 写真集出版記念トークショウ/イトーカンパニーグループ』

撮影記者:金剛正臣

© FPhime

0コメント

  • 1000 / 1000