立憲民主党『憲法記念日にあたって』、感染拡大防止に憲法「公共の福祉」

【政治報道】 立憲民主党・枝野幸男(甲辰)代表は、令和三年五月三日に談話『憲法記念日にあたって』を公表した。国会(両院)における同党の割合は二十二.四㌫。


 日本国民が長い年月をかけて育み定着させてきた「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」は、これまでの平和で豊かな日本の土台となってきました。しかし、一年に及ぶ新型コロナウイルス感染症の蔓延拡大により、日本社会が根底から揺らいでいます。


度々の休業、自粛要請、景気悪化により、閉店を余儀なくされた事業所、職を失い生活に困窮する人、学びを断念した学生、特に負担増となった女性の自死率が高まる等、日本はこれまでに経験した事の無い危機の中に置かれています。


この危機的な状況を前に、政治は何をしてきたのか。感染拡大防止の為真に必要な権限は、『公共の福祉』に適うものとして現行憲法下でも認められています。政府がここまで無策、不十分、的外れな対策しかできなかったのは、政府の権限が限定されているからでも、緊急事態条項が憲法に明記されていないからでもありません。政府が、国民の命と生活を真正面から背負う事に怯み、小手先の施策に終始してきたからです。


日本に暮らす人々の命と生活を守る為に政治があります。立憲民主党は、立憲主義と日本国憲法の基本理念を守り抜く事、新型コロナウイルス感染症を、国民の皆様と乗り切る事、その為に政治に課された役割をしっかりと果たしていく事を、改めてお約束します。


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