女性が九割の観客、映画『闇金ドッグス4』の魅力

【芸能ニュース】 AMGエンタテインメント(代取:吉田尚剛、永森裕二)は平成二十八年十二月十日に東京・新宿にて、映画『闇金ドッグス4』の初日舞台挨拶を行った。挨拶には主演の山田裕貴(庚午)、青木玄徳(丁卯)、升毅(乙未)、高橋ユウ(辛未)、ジェントル(壬戌)と監督の元木隆史(癸丑)の六名が登壇した。本作には木村祐一(癸卯)等も出演している。続くパート5では青木が主演、来年一月十四日に公開する。


元木監督は、『劇場版カードファイト!ヴァンガード 3つのゲーム(実写、二〇一四)/松竹』等を撮った。『闇金ドッグス』のシーリーズでは初監督。「スローガンとしては、逃げずにやろうという所があった。プロデューサ陣と話しながら、直球で行こうと。ど直球でやりました。」と各演者が元木監督の要望に応えた面を感謝しながら、作品創りで逃げなかった点を強調した。本作はシリーズ初のR15作品。




<不幸の入口を教えてくれる映画>

 迚も大事に役作りした升は「闇金業界での、かつての兄貴分との闘い、葛藤というシビアな部分を撮らせて貰えた。」と共創感を述べた。紅一点の高橋は、百七十一㌢のファッション モデルだ。映画「雨女(二〇一六)/ユナイテッド・シネマ」でYURI役や舞台「美少女戦士セーラームーン ‐La Reconquista‐(二〇一三)/ネルケプランニング、ドワンゴ、講談社」でセーラージュピター役等を演じた。舞台挨拶でのコメントでは、女を魅せるシーンが印象的であった様だ。


主演の山田は同シリーズを続けていく使命感を抱いていた。その理由として、「(本作は)お金が絡んでいる事。皆さんの身近に、リアルに感じられる事。(本作の様な)こういう事が起こり得るかも知れない。色んな世の中の今が描かれていて、自分が今、どれだけ幸せかという事を(同シリーズを)やる度に感じる。」とし、闇金に手を出さない生活が如何に幸福であるかを語った。

尚、当日の観客は八割から九割が女性であった。



=ストーリー=

元ヤクザの親分の安藤忠臣(山田裕貴)は闇金業者のラストファイナンスの社長として、常に冷徹に債務者を追い込んでいた。

そんな中、ヤクザ時代の兄貴分・豊田(升毅)が10年の服役ののち出所。豊田が堅気になろうと履歴書を書いていた喫茶店で、店員の元子(高橋ユウ)がチンピラに襲われる。チンピラをぶっ飛ばして元子と逃亡した豊田は、元子の借金を肩代わりしようとラストファイナンスを訪れる。 


=クレジット=

(C)2016「闇金ドッグス4&5」製作委員会

シネマート新宿ほか公開中

配給:AMGエンタテインメント

http://yamikin-dogs.com/ 


映画『闇金ドッグス4/AMGエンタテインメント㈱』初日舞台挨拶

記者:荒田雅×撮影:金剛正臣

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