【芸能ニュース】 平成二十八年十二月十二日に東京・有楽町にて、映画『君と100回目の恋/アスミック・エース』の完成披露舞台挨拶が行われた。W主演を務めたシンガーソングライタ・miw(庚午)と男性ファッション誌専属モデルの坂口健太郎(辛未)、「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック/東映」で主演だった竜星涼(癸酉)、元ハロプロ・真野恵里菜(辛未)、泉澤祐希(癸酉)と月川翔(壬戌)監督の六名が登壇した。
月川監督は黒沢清(乙未)監督と北野武(丁亥)監督の教え子で、ソフィア・コッポラやルイ・ヴィトンCEOらが審査員を務めた映画祭「ルイ・ヴィトン・ジャーニーズ・アワード二〇〇九」にて審査員グランプリを受賞した経歴を有す。演者らの入場時には黄色い歓声で会場を沸かせた。
<若き監督が描く恋物語>
本作は、日本のエーゲ海と言われる岡山で撮影された。主要演者の平均年齢が二十四.四歳と、若い。miwa演じる葵海と「一途男子」こと坂口演じる長谷川陸の一途な愛情表現に注目されたい。
月川監督は「早く皆さんに観て欲しくて、うずうずしていました。何回観ても愉しめる映画になってます。女子が可愛いのは勿論ですが、男子の可愛い所も撮れてるんで。シリアスな芝居もあって愉しんで頂けると思います。」と自信を持ってコメントした。
会場に集まった千人の観客の歓声は一体となって期待を顕にした。
主題歌を作詞・作曲したmiwaは「主題歌を書いていたので、撮影に入る前に曲作りが役作りだ、と思って作りました。地元の方々が撮影してる際に、『(miwaと分からず)あのバンドmiwaに似てる!売れそうだね』と言ってくれた事が凄く嬉しかったです。」と撮影地での嬉しかったエピソードを伝えた。
一途男子、実演
同作の「一途男子にやって欲しい事」について問われたmiwaは、「些細な事に気付いてくれる人」と、一途だからこそ細かい配慮への“男性観”を述べた。また「#一途男子にしてもらいたいこと」をTwで募集していた。相当数のツイートの中から月川監督が代表三名を選び、当日にmiwaがくじを引き、坂口がリアル実演する企画があった。選ばれた三名は栃木・愛知・大阪からこの日の為に上京していた。
miwaの抽選で、最後の一人に選ばれた大阪ファン。“「寒いね」ってマフラー巻いて、頭ぽんぽんしてくれる”が選ばれた。坂口は緊張しながらも実演に挑み、選ばれた大阪ファンは感動のあまり両手で顔を多う程だった。実演後、坂口へ礼儀正しく感謝した。最後に坂口は、「この映画を観た時に皆に“恋して欲しいな”って思いました。皆でこの映画を育てていきましょう。」と締め括った。
=あらすじ=
7月31日、誕生日の夜。ライブがうまくいかず落ち込む葵海は事故にあってしまう。しかし、気が付くと葵海は教室にいた。日付は事故の1週間前―。動揺する葵海に、お互いに好きな想いをなかなか伝えられずにいるバンド仲間であり幼なじみの陸が言う。「秘密を教える。俺、時間を戻せる。」葵海の運命を変えるため、陸は時間を遡れるレコードを使い、何度も時を戻していたのだ。
「運命を変えられた。葵海はもう死なない。絶対に」想いが通じ合った二人は、恋人として日々をやり直すため1年前に戻る。そして、あの事故の日に失敗したライブをやり直すため、特別なラブソングの製作にとりかかる二人。「お前がどれだけ先走って転びそうになっても、俺がもっと先にいて、お前のこと守るから。」
しかし、周囲が羨むカップルとして幸せな日々を送る葵海と陸だったが、陸のタイムリープには葵海への一途な想いとともに重大な秘密が隠されていた―。
「葵海のいない未来なんて、俺には意味がない」陸が自分の未来をかけて自分を愛していることを知る葵海に、再び7月31日がやってくる―。
=クレジット=
『君と100回目の恋』
2017年2月4日(土)ロードショー
制作・配給:アミックスエース
(C)2017「君と100回目の恋」製作委員会
http://kimi100.com
映画『君と100回目の恋/アスミック・エース㈱』完成披露舞台挨拶
撮影記者:岡本早百合
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