広瀬アリスが初舞台『世界』で風俗嬢役に挑戦

【芸能ニュース】 女優・元モデルの広瀬アリス(甲戌)への需要が高まってきている。妹は広瀬すず(戊寅)。アリスの演技力は内省的で奥深さを持っている。平成二十九年一月十一日から東京、二月四日から大阪にて自身初めてとなる舞台『世界/東急G、テレビ東京』が上演される。本舞台は、劇作家で演出家の赤堀雅秋(辛亥)によるシアターコクーン第三弾だ。赤堀自身も出演する。


アリス以外の出演者は風間杜夫(乙丑)、大倉孝二(甲寅)、早乙女太一(辛未)、青木さやか(癸丑)、和田正人(乙未)等。チケットは発売中。本舞台は千葉・船橋郊外での、ひと冬のある家族を中心とした物語だ。アリスが演じるのは昼はOLで夜が風俗嬢のあずみ役。風俗の仕事に罪悪感を抱いてない点がポイントだ。舞台のベテラン勢と共に七百人(シアターコクーン)を前に初の生演技を魅せる。


アリスは、デスノートのスピンオフ作品である映画「L‐エル‐/東宝」で主演し話題に。原作はAcid Black Cherryであった。来年は既に三本の映画が決定している。「新宿スワンⅡ/SPE」はヒロイン、「氷菓/KADOKAWA」と「巫女っちゃけん。/未発表」は主演だ。アリスの演技を認めた監督は作品紹介順に下山天(丙午)、園子温(辛丑)、安里麻里(丙辰)、グ・スーヨン(辛丑)。当然、本舞台の赤堀もその一人だ。 コメントは以下の通り。


事務所の先輩たちの舞台を観て、いつか自分も舞台に立ってお客さんの目の前で演技したいと思っていましたが、いざとなると緊張します。風間さんをはじめ大先輩の中で、こうして初舞台を迎えられ、とてもいい環境なので、先輩の素敵なところを盗んでいきたいと思います


女優力が伸び始めているアリスの初舞台は注目だろう。尚、Twフォロワ数は二十二万(報道現在)。


=あらすじ=

千葉県船橋市郊外、ひと冬のある家族を中心とした物語。

足立家の人々。父・義男(風間杜夫)は儲け話で一喜一憂する山師で、町工場を経営しているが、実質は息子の健二(大倉孝二)にまかせている。義男の妻・節子(梅沢昌代)は、ある日突然に離婚を切り出す。健二は妻・美紀(青木さやか)と8年前に結婚したが、子宝には恵まれておらず、不妊治療にいそしむ妻の目を盗んでスナックのママ宏子(鈴木砂羽)と浮気中。宏子の夫・坂崎(赤堀雅秋)は、以前に義男にお金を貸した関係でもある。


そして工場では、義男の関係から近所の引きこもり青年・辺見(早乙女太一)を働かせることになる。ベテラン従業員の服部(福田転球)は認知症の母の介護で疲れぎみ。

一方、健二の妻美紀のパート先であるスーパーの店員・諸星(和田正人)は、昼間はOL、夜は風俗嬢のあずみ(広瀬アリス)に片思い。さらにはあずみと辺見の密かな関係も……


親子の確執、夫婦の問題、浮気、離婚、借金、嘘、裏切りなど様々な波紋が広がっていく中、逃れられない小さな人間関係の機微、生々しい日常が続いていくことを淡々と描いていく。


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