どのニュース メディアを選ぶかで変わる人生

【社会解説】 平成二十七年九月十九日に業界二位の朝日新聞(代表:渡辺雅隆)が新安保法制に係る新聞・テレビ各社の論調を調べた記事「安保法賛否・デモの報道…新聞各紙、二極化する論調」を配信した。当該記事の通り、ニュース メディアは岐路に立っている。結論は、どのニュース メディアを重視(選別)するかで人生は変わるのだ。


 | スマホに最新のニュース一覧が並ぶ時代に新聞も様変わりを求められ、論調の違いが最大の個性になった。記事の切り口や扱いは社の論調に影響されやすく、メディア環境の変化が二極化に拍車をかけた


まずは予備知識。ニュースには種類がある。一次・二次・三次と。一次は「ストレート ニュース」と呼ばれ各国とも通信社が抜きんでている。日本では時事通信や共同通信。二次は一次より情報を買い取ったり、独自取材を行いユーザへ分かり易く加工する。あくまでも本ニュースが主体。新聞社やテレビ等。一方、三次は論説や解説、考察を踏まえ情報発信する提言型(自身の意見を色濃く反映)が多い。解説員等の主体に変わる。週刊誌やビジネス誌等。



<スピードからコンテンツ(編集力)重視>

 ニュース アプリの台頭で一次ニュースは群雄割拠だ。当該記事も一次ニュース頼みに警鐘を鳴らしている。旧メディアと呼ばれる新聞・テレビでも「切り口と扱い(編集力)」が重要なってきている。今までは大日本本営発表の如く一様なニュース発信だったものが、スピード重視になり(Yahoo!トップへの掲載等)、コンテンツ重視に変わりつつある。そうなれば、記者とデスク(編集部)の力がニュース媒体を左右する。

FP姫を擁する報道府はアーカイヴ性が最重要な切り口だ。どのニュースを未来に残し、過去を分析するか。FP姫は、高所得者・新富裕層のビジネスと生活に貢献するコトが最重要な指針だ。富裕層はグラドルを好む傾向がある為に、彼女達の人間性やビジネス性の切り口でFP姫は報じている(高所得者層はキャバ嬢・ホストを好む)。何よりも出世魚の様に彼女達は女優やモデルとなっていく過程を肥やしとしている。



<FP姫は常にビジネス>

 ともすれば、普段触れるニュースは知識や知恵の集合である。故に如何様な知識や知恵に触れているかで、日常的な言語能力から思考能力、論調等が変わる。ギャル・ヤンキー集団に身を置けば、そうなっていく様に。各コミュニティにおける標準的なコミュニケーション能力には、最低限の共有する知識が必要だ。自身のコミュニティをどこにするかで、人生はものの見事に大きく変わる。

自身のコミュニティが、ニュース メディアの選定基準に。

高所得者・新富裕層は前世代より冷静だ。感情よりも論理を先にもってくる。だから、FP姫は夕刊紙の様な感情的な罵詈雑言や芸能媒体にみられるゴシップ等の記事は作成しない。常にビジネス(論理)の切り口を忘れない。芸能界はプロモーションとブランディングに長ける業界だ。イメージがものを云う。ビジネス的には広告・広報の知識としてFP姫は捉えている。各プロダクションやメーカー・流通、広告代理店の戦略と戦術はビジネス オーナーが知っておくべきコトであろう。



<ニュース=人生>

 もしユーザがゴシップのニュースを重んじれば、ゴシップ調の人生になる。罵詈雑言の多い媒体も同じに。高みを目指す媒体であれば、ユーザの人生も高みを目指すだろう。デモの参加者は全有権者の百分の一。高所得者・富裕層の数はその比率でない。もっと確率が低い。ならばマスのニュースは主軸にならずに、補完メディアとなる筈だ。彼等はニッチな媒体を選定するコトになる。その絶対数は少ないから、高所得者・富裕層は少ない。


最後に、ユーザがどのニュース メディアを選定するかは、ユーザの人生設計次第だ。ビジネスの中にも事業(経営戦略・マーケティング等)や株価、取締役会・株主総会、人事等と多種多様だ。政治に関してもビジネス(商法・行政の動き)より、刑事事件より、国際よりと各々の媒体が得意とする分野にどんどん邁進していくであろう。そうならなければ、ニュース アプリに淘汰される。逆を云えば、アプリに頼らざるとも生き延びるメディアは存在する。日々触れる知識の点で、間違いなくニュース メディアの選定次第で人生は変わる。



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