Amazonが『東京国際映画祭』へ参戦、新人監督を募る

【芸術報道】 令和三年七月十九日に「東京国際映画祭/ユニジャパン」は、短編の審査によって才能ある新人監督を発掘する『Amazon Prime Video(APV)テイクワン賞』を新設する事を公表。募集を開始した。無料。〆切は九月十五日。

第三十四回の本映画祭は、十月三十日から十一月八日に開催する。


本映画祭では、これまで日本映画を世界に向けて送り出していく事を大きな目的の一つとしてきた。チャレンジングなものから、スケール感溢れる作品まで数多くの日本映画を紹介してきた。


新賞は、商業長編映画が無経験の映画作家(日本在住)が対象。更なる才能の発掘を目指し、十五分以下の短編の審査によって決定される「新人監督賞」を新たに設ける。


この新たな才能の発掘という趣旨に、大手動画配信サービス「APV」が賛同・協賛。新人監督賞の受賞者には、APVから賞金百万円の他に、Amazonスタジオとの長編映画の製作を模索する機会を提供する。世界戦に出れる可能性。


審査員は正式に決まり次第で発表。以下は、本映画祭の安藤裕康チェアマンのコメント。

どこかに潜んでいる未知の才能が見出され、この東京国際映画祭から世界へと飛び立っていく姿を想像しただけでワクワクします。映画の新しい時代を切り開く有為な人材に期待しています


以下はAmazonスタジオのコメント。

Amazonスタジオは世界のクリエータや表現者、そして制作に関わる皆様にとって“Home for Talent(才能ある人が集う場所)”になる事をビジョンとして掲げています。
我々は、皆様からAmazonスタジオ並びにAmazon Prime Videoと働きたいと言っていただける存在である為に安全で働きやすく、クリエイティビティを制限しない環境を提供する事を目指しています。
日本だけではなく、世界をターゲットに活躍を望む日本のクリエータの皆様にとって、この賞が今後のご活躍のきっかけとなる事を心より望んでいます

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