FPhime『週間ランク』で分かる若者・若手のアーカイヴ性

【社会報道】 FPhime(エフピーハイム)/報道府は、令和三年十月より『週間ランク』を表示した。十位までの週間ランクを眺めると、当媒体は一般の報道媒体とは異なる点に気が付くだろう。最新記事で上位の十記事が埋め尽くされてない点だ。報道現在で昨年に配信した記事が数多くランクインしている。


何故か。それはハイムのユーザ層が一般の報道媒体とは異なるから、と推察できる。一般の報道媒体の核は中堅・シニアであろう。広告主向けの媒体概要では明らかにしているだろうが、誰もが報道媒体のユーザ層を見れる状態にはしてない。ハイムは半年毎に公開している。


上図は本年上半期のデータだが、ユーザが若者・若手で構成されている。これは特異な事だ。讀賣新聞や朝日新聞のサイトを普段、若者・若手はアクセスしない。一生で一度もアクセスした事が無い若者・若手も多くいるだろう。それはニュースアプリで充分だからである。では、そのニュースアプリのユーザ層はどうか。一般の報道媒体が配信しているニュースアプリ数は少ない。凡(オヨ)そ、中堅・シニアが核と見做せる。



<賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ>

 結論。多くの中堅・シニアは過去を顧みない。ハイムの若者・若手は過去を顧みる。欧米人と比べ、日本人に欠けている視点は「アーカイヴ性」だ。目先に踊らされない日本人に成る為には、良質な記事の作成が欠かせない。


現在、という状況に対して過去を参照し、未来を選択する。


こう成るべく、ハイムは報道記事を配信してきた。他の報道機関はアクセス数に邁進し、記事の品質を落としてきた。そこからの学びは少なく、一過性の記事を大量生産してきた。そしてそれで善しとする中堅・シニアのユーザが居る。


ハイムは彼らに合わせず、アーカイブ性に焦点を当ててきた。数ヶ月、数年経っても読める記事。現在と比較できる記事。何がしかの学びや気付きを得る記事、等々。



高・報道リテラシの証明「週間ランク」

 若いハイムのユーザは最新記事が並ぶトップ画面を眺めながらも、内外の検索を駆使して求めるべき記事へ辿り着く。ハイムでは「bizlinTV/同」の動画も組み込み、理解度を深める事ができる様にも一部で行っている。読後はハイム内で横展開する場合もあれば、そこから学びを得て再検索等で他媒体へ飛んだりする。動画を視聴していれば、そこから横展開・他チャンネル遷移もできる。


アクセスランクで上位になれる以上、その記事は多くの若者・若手が同時期(同じ一週間内)で興味を抱いている事を指し示している。同時期にだ。


ハイムは報道機関という硬派な媒体なので、ユーザである彼らはネット輿論(インフルエンサ)そのものである。軟派な検索ワードでは、ハイムに辿り着かないだろう。辿り着いた後に、一セッションで二十頁ちかくも読むユーザも居る。


この様に若きユーザ達は最新情報にも目を配るが、過去記事にも目を配る。彼らは賢い。その場限りの扇動記事やフェイクニュースに脅されない術として、過去記事の参照を怠らない。そんな彼らに選ばれる事は大変に光栄であり、現場取材できる代弁者として見当違いにならない様に、注意は怠らず、若者・若手に寄り添った真摯な取材活動を今後も敢行していきたい。


願わくば、他の報道機関も若者・若手を更に重んじて欲しいものである。


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