AKBやE-girlsの衣裳を手掛けたデザイナの『アクタスアイ』が春夏|シンデレラフェス

【ビジネス・社会報道】 平成二十九年四月五日に東京・代々木にて、女子高生が入場無料のイベント「シンデレラ フェス/メディアミックスプロダクツ、シェアウェイ」が開催された。女子高生を対象としたブースは三十を超えた。中でも変形を含む制服ブランド『ACT+I(アクタス アイ)』は、女子高生的にもビジネス的にも有用であろう。


『アクタス アイ』は、数々の名門中学・高校の制服を制作してきた佐藤産業(代取:前田圭一郎)とAKB48等のアイドルGの衣裳を手掛けてきたアクタス(代取:林絹江)による共同事業だ。ポイントは名門の風格・高品質さを経験値とする、創業が明治三十三年の佐藤産業と若い女性目線が分かるアクタスのセンスだ。学校経営上、良い制服は志望数や知名度が上がり、良い保護者を招く。ビジネスにも同じで良い制服の採用はSNSで広まり、良い顧客を招く。



三月には春夏コレクションも発表した同ブランド。今季は女子高生のシンボルである白、マリンな気分で鮮やかな色合いの青と毎日のブレザ スタイルにアレンジを加える紺で攻めた。昨年から三越伊勢丹(代取:石塚邦雄、杉江俊彦)と提携し、同社のECサイトで制服を各種販売している。取り扱うアイテムはジャケット、スカート、スカーフは本よりブラウスやネクタイ、ハイソックス、セーター、ベストまで。秋冬物も販売しており、技ありなデザインが散見される。


注目のデザイナは二名。木村文香と細田真弓は、AKB48プロジェクトのアシスタント スタイリスト、スタイリストとして従事した。ブース『アクタス アイ』としては休日等で出掛ける際に、お洒落着としてもう一着の制服としてアピールしていた。自身の学校の制服に不満のある女子高生は多い。ビジネス等で制服を採用する際には、同ブランドを忘れてはいけないだろう。




撮影記事:金剛正臣

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