舞台『野良女』上演開始、アラサ五人の女優が本当を魅せる

【芸能ニュース】 平成二十九年四月五日に東京・新宿にて、舞台『野良女/東映ビデオ』の公開ゲネプロが行われ、初演を迎えた。九日まで上演する。ゲネプロ前にはメインキャストの囲み取材も行われ、演者らが応対した。


主演の佐津川愛美(鑓水役)は「初日を迎え、まだまだ不安要素でいっぱいですが、皆でつくり上げてきただけに良いものができると実感しています。キャストのチームワークも良く、一人でイライラする事があっても皆でイライラする事はありませんでした。二ヵ月間の稽古を経て、今なんでもアラサのせいにしてしまう自分がいます。エネルギ出して演じようと思います。」と、自省しつつも意気込みを述べた。


芹那(桶川役)は「野良女の稽古期間中(プライベートで)アラサの集いが幾つかあって、舞台に重なるなと感じていました。本当は黙々とやりたいダンスレッスンが中々進まない位、楽しく稽古に取り組んできました。三十年生きてきた自分達のまま、演じていけたらと思います。」とダンス稽古を楽しめた。


沢井美優(朝日役)は「(メインキャストの)五人で普段話す内容も、劇中の内容も、グサッと来たり、でも励ましになったりする話題ばかりです。自分自身、稽古をする中で『がんばろう』と思わされる事が沢山ありました。皆さんにも、是非そういう風にこの舞台を見て頂けたらと思います。」とアラサ女子を鼓舞。


深谷美歩(壺井役)は「パンチを効かせた芝居を見せます。攻めて、攻めて、攻めまくります。それぞれの男性像が思い浮かぶ様な、そんなお芝居にします。」 と。菊地美香(横山役)は「(芹那のコメントに涙を浮かべながら)涙もろいのもアラサの証拠かなと感じます。女優人生を懸けて飛び込んだものの、恥ずかしい所は沢山あって、それらを皆でさらけ出し、ぶつけ合って今日を迎える事ができました。限りなく『見せる』芝居になっています。体当たりで挑もうと思います。」とコメントした。


尚、上演に当たりPVも公開した。


=公演情報=

公演期間:2017年4月5日(水)〜2017年4月9日(日)

公演場所:シアターサンモール

出演:佐津川愛美、芹那、沢井美優、深谷美歩、菊地美香、池田倫太朗(文学座)

演出:稲葉賀恵(文学座)脚本:オノマリコ(趣向)音楽:オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)

公式サイト:http://noraonna-stage.jp


画像提供:東映ビデオ㈱


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