JK無料の『シンデレラフェス』で企業達は何をアピールしたか

【ビジネス・社会報道】 平成二十九年四月五日に開催された女子高生が入場無料のイベント『シンデレラ フェス/メディアミックスプロダクツ、シェアウェイ』では三十二のブース出展があった。女子高生に売り込みや認知を上げるべく、各企業や学校、映画等がプロモーションを掛けていた。


アリーナで最初に目立つ場所を確保した専門学校「ESPエンタテインメント東京(写真上)」はステージから在籍する学生らが授業で培った技を魅せつけた。音楽・芸能・楽器系の仕事に強い同専門学校は息の合ったダンス等で女子高生達の足を止めていた。



富士フイルム(代取:古森重隆)と富士フイルムイメージングシステムズ(代取:西村亨)は、二月から行っているキャンペーン「あの人に伝えたいフォトレターLOVE」を押し出し、感謝や好意を伝える簡易撮影スタジオを設けた。広瀬すず(戊寅)をイメージ起用している。このキャンペーンはスマホで撮影・応募し、想いを伝えたい相手に展示会場と作品ナンバが通知されるもの。応募期間は五月二十日迄となり、展示は全国で九月迄。画面ではなく、想いがプリントされ会場に張り出される点がポイントだ。



大正製薬(代取:上原明、上原茂)は広瀬アリス(甲戌)をイメージ起用する日焼け止め「コパトーン」のブースを大きく構えた。同社の商品を宣伝しながら、夏をイメージしたブースは少し変わった内容であった。複数のイケメンなモデルと一緒に撮影をできる企画で、女子高生達はもじもじしながらも撮影を喜んでいた。注目度も高く、ブースの前を横切る女子高生は必ずと言って良い程に見つめていた。


愛媛からブース出展した高田商店は昭和七年の創業。「毎日、飲む酢 ゆず」をアピールした。ゆず果汁、はちみつと米酢で作られている。価格は三百㍉で千八十円(税込)と手頃だ。美容・健康志向の強いティーンズへ積極的に同商品を説明し、企画に参加した女子高生に手渡していた。こちらも長蛇の列をなしていた。



芸能系ではスクールを運営するワタナベエデュケーションGが出展。メイク体験ができた。更にインスタグラム風のパネルでWECのイケメン在学生とのショットをブース前で実施し、列が並んだ。


また一階では創業二十二年になった占い「クォーレ」が出展し、複数名の女性占い師が多数の女子高生を占っていた。ブース脇には、恋愛系に効くというパワーストーン・特大ローズクォーツを用意した。


『シンデレラフェスvol.4/㈱メディアミックスプロダクツ』

撮影記事:金剛正臣


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