【芸能報道】 平成二十九年四月二十二日に東京・渋谷にて、日本出版販売(代取:古屋文明、平林彰)が映画『すんドめNew』の初日舞台挨拶を行った。主演の小田島渚(癸酉)や川崎あや(辛未)、小澤らいむ(癸酉)らと監督の横山一洋の計六名が登壇した。本作は同シリーズのリブート作品と位置付けており、続編の「すんドめNew2」を二十四日より公開する。
十分に一回、グラビアのシーンを盛り込んだ本作。監督は「(ファンの)皆さんが見た事がない様な、キャストの新たな一面を出せる様に頑張りました。」と、演者の新たな魅力の引き出しに自信をみせた。小田島は女主人公・早華胡桃役に選ばれた事を喜び、「ちょっと小悪魔チックに観れるところも、(男主人公・相羽英男を)振り回されるところも、ちゃんとやろうと思って。」と、撮影で意識した点を述べた。脚本は芸人・友池さん(戊午)。原作とは若干異なるキャラクタ変更がある。
<監督のリアルへの追及>
本作を青春映画と位置付ける。男主人公・相羽英男役を務めた川合諒(壬申)は「相羽君の心の声が凄かった。」と、作中に盛り込まれたナレーションの量の多さを伝えた。川合は監督には撮影に入る迄、自慰行為を禁止し、男子の僅かな表情に現れる演出に拘った。この話が展開されている間、女優陣はただ、下を向いていた。小澤は本作で役者デビュー。「思う様にお芝居ができなくって、凄い壁にぶち当たって。」と終始、神妙な顔つきで話した。
パート1のみの出演である川崎は、保健の先生役を演じた。「私と真逆の設定なんですよ。普段、口にしない様な言葉だったり、仕草だったり。」と役柄を伝え、監督からは「もっと大人めで。」とアダルトな川崎を求められた旨を話した。川崎にとっての課題が見えた様だ。
監督は「原作はやろうと思っても出来ないので、青春映画を作ろうと思いまして、嘘っぽくはしたくなかった。」と、爽やかな高校生のリアリティ感を意識した。注目ポイントは相羽の鬱積シーンと。最後は泣ける展開となっている模様。また友池はパート8迄の脚本を考えている。
尚、本作には松嶋えいみ(壬申)等のグラビアモデルも出演している。
=ストーリー=
オカルト好きが集まる「浪漫倶楽部」部員の相羽は、妄想でしか恋が出来ない男子高校生。
しかしクラスに理想の美少女・早華胡桃が転校してきて速攻で恋に落ちてしまう。妄想で益々想いを募らせていく相羽に対し、胡桃は「キミとSEXをしない。許可なくオナニーをしない」という約束を突き付けてくるが、時折見せる胡桃の優しさに更に惹かれていく相羽。
そんな中、胡桃が学校で男子生徒を誘惑していると悪評がたち、相羽が真相を暴こうとするが、そこには罠を仕掛けるエア部長とチアリーダーの桃香がいた。胡桃を助けるため相羽が今、勃ち上がる。
映画『すんドめNew/日本出版販売㈱』初日舞台挨拶
撮影記事:金剛正臣
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