澤穂希が出産後初登壇、神木隆之介に闘い続けるコツを伝授

【芸能報道】 平成二十九年五月一日に東京・新宿にて、映画『3月のライオン/東宝=アスミック・エース』大ヒット記念“人生を闘うものたち”トークショー付き前編・後編イッキ見上映会が行われた。登壇者は主演の神木隆之介(癸酉)、共演の中村倫也(丙寅)と尾上寛之(乙丑)。そして元サッカー女子日本代表で一児の母親である澤穂希(戊午)の計四名。


一月に第一子となる女児を出産した澤にとって、当日は出産後初の公の場となった。本作について澤は「プロ選手として闘ってきたので、劇中のプロ棋士達と重なる部分があった。闘い続ける難しさ、 苦労に共感。やり続ける結果の先に見えるものも、自分と重なって愉しく観られた。」と感想を述べた。澤は現役時代を「プロは結果を求められるものなので、勝ち続ける難しさ、そして周囲からの期待感からくるプレッシャとの闘いが大変だった。」と重圧と共に振り返りながら、「でも私自身はそんなプレッシャを楽しみながらやっていました。」と、チームメイトの存在にも感謝した。



尾上は「映画作りもチームプレイ。僕も現場ではチームで作り上げる事を意識しています。」と、中村も「人に頼れば自分も頼ってもらえる。一人で出来る事は限られるけれど、掛け算をすると届く事がある。」と実感を込めた。神木は「役を演じる上では、原作ファンの期待や思いを受け止めて、如何に役と向き合うか。それは毎回全力でやっているし、より良いものを届けたいという思いがある。」と実写化作品を演じる上での責任感を口にした。


人生を懸けた闘いとの問いに、神木は加藤一二三(庚辰)九段との対局を挙げた。「盤を通して勝負する機会は滅多に無いし、失礼があってもいけない。あれは人生を懸けた闘いでした。」と共に闘った尾上と労い合っていた。また人生を闘い続けるコツを聞かれると、澤は「自分にとってはサッカーが人生の全てというくらい好きで、だからこそどんな苦労があっても続けて来られた。好きだからこそ、一生懸命やる事ができた。」と、根底にあるサッカー愛を強調した。


最後に「共感する部分の沢山ある、この映画を沢山の方に観に来てほしい。」と澤はアピール。神木は「出演者の様な宣伝、有難う御座います。」と平身低頭で、「前編後編と一気に観て頂き、それぞれの作品の色の違いを愉しんで貰えたら嬉しい。闘う皆さんを後押しできる様な作品になっていたら」と呼び掛けた。 


=クレジット=

『3月のライオン』

【前編・後編】2部作絶賛公開中!

(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会


画像提供:東宝㈱、アスミック・エース㈱

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