【政治報道】 平成二十九年六月一日に東京・都庁にて小池百合子(壬辰)都知事が定例会見を行った。通常の金曜日ではなく木曜日であった。記者からの注目が特に高かったのは、都知事の自民党離党案件と今後の都Fでの代表就任についてだ。同日に自民党離党届を提出した都知事。同夕に行われた都F決起大会において、地域政党ではあるが代表に就任をした。都Fの先頭に立っていきたいという意志表明の為、知事自ら離党届を提出し、立ち位置を明確にした。
知事と議会を車の両輪に例えた。改革を多く伴う課題に立ち向かう為に、知事と都議会の二元代表制の下でしっかりと方向性を一つにし、そしてスピード感も一つにする。スピードに関しては、時には議会がリードする程のスピード感を持って欲しいと云う。「希望の塾で学んできた塾生を中心とした候補者達が、しっかりと活動できる様な舞台を確保していきたい。」とコメントした。
対週刊誌
選挙において事実かどうかの検証が無いまま報道された情報について、既に対象の週刊誌を提訴したと言う。名誉棄損について、既に対応済みとの事。これは都F・前代表の野田数が新潮社(代取:佐藤隆信)とアントニオ猪木参議に対し、慰謝料等を求める民事訴訟の事だ。週刊新潮は野田が公金を横領したとする記事を出していた。名誉棄損に当たる部分について、今後は「しっかりと法的に対応していきたい。」と、法律を味方につけていく姿勢を示した。
一方の週刊新潮は「記事は証拠に基づいたものであり、記事の内容は全て真実と確信しております。」との見解。朝日新聞デジタルが五月十八日に報じた。
知事の出発点は当時の日本新党(代表:細川護煕)。「二十五年経って、原点に戻ったという感じが致します。」と今後の意気込みを感じられた。花戦さの様に東京自民へ仕掛ける。『都議選』の告示は二十三日、投開票は七月二日。
画像引用:小池氏が代表就任 都民ファーストの会/日本経済新聞
記事:岡本早百合
0コメント