経産省が「Innovative Technologies+(Plus)2017」の募集を開始

【ビジネス報道】 経産省(大臣:世耕弘成)は、平成二十九年六月五日に優れたコンテンツ技術を発掘・評価する為の事業『イノベイティブ テクノロジーズ+ 二〇一七』の募集を開始した。採択件数は二十件程度で、募集対象は日本国内に事業所を置く企業・大学・研究機関・団体によって開発・製作された「技術」と「ビジネスモデル」。五日より七月七日まで募集する。


本事業はコンテンツ産業新展開強化事業(国際取引機会創出事業)におけるコンテンツ技術発掘・発信の一環。本事業は二十四年から行ってきた事業を継承し、技術の実用化を促進する為のマッチング創出の役割を加える。



 「技術マップ二〇一五(コンテンツ分野)」で示されている技術開発の方向性に基づき、優れたコンテンツ技術・ビジネスモデルを選出。技術は同マップに示された技術である事、ビジネスモデルはコンテンツ技術が価値の中核と成す物として活用されている事が条件。ソフトウェアやアプリケーション等とどちらにも含まれる物は、より特徴的な方を選んで応募できる。採択された案件は、今秋開催予定の「デジタルコンテンツEXPO二〇一七/デジタルコンテンツ協会」の会場で展示し、一般公開・製品化・産業応用に向けたマッチングを行う。



評価基準は下記の通り。

<共通>

  • 先進性・革新性(類似する事例がなく、斬新なアイディアによって新たな技術やサービスの可能性を切り拓いているか)
  • 産業化・市場創出の可能性(新たな産業化、市場創出の可能性を有するか)


<技術部門>

  • 技術的汎用性(他の技術に広く応用される可能性を有するか)
  • 技術マップとの整合性(経済産業省が定める「技術マップ(コンテンツ分野)」に示される技術開発の方向性に基づき、その実現に大きな貢献が期待できるか)
  • 表現としての新規性(従来にない独創性や斬新さを有する表現を実現しているか)


<ビジネスモデル部門>

  • 社会へのインパクト(これまでになかった新たな価値を社会にもたらしたか)
  • 経済波及効果(新たな市場の創出や他の産業分野への波及効果を得られたか) 

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