再三、森川彩香が映画『教科書にないッ!3』で縛られて走る

【芸能報道】 平成二十九年六月一日に東京・渋谷にて、映画『教科書にないッ!3/日本出版販売』の初日舞台挨拶が行われた。登壇者はヤクザの娘を演じた主役の元AKB・森川彩香(丙子)、英語教師役の本郷杏奈(辛未)、スケバンでレズ役の百合沙(壬申)の三名。本作は昨年のパート1・2に続く続編で友情もの。


多数のグラビアモデルが出演する事でも有名な同シリーズ。原作は岡田和人のラブコメディ漫画。漫画雑誌「ヤングチャンピオン/秋田書店」で十四年まで連載していた。本作では安枝瞳(戊辰)や橋元優奈(甲子)等が出演している。次週からはパート4も間髪を入れず公開となる。そちらでは柳瀬早紀(戊辰)が出演する。


森川(写真上)は「まさか続編ができると思っていなかったので、愛されている作品なのかな。」と、自身が初主演作となった同シリーズの続編を喜んだ。「1・2は初主演で初映画だったので、表情も凄い硬かったかな。なので(今回は)自然に笑顔で明るくいこうかなと演じさせて頂きました。」とクランクインする前の心境を語った。現場は知っている顔が多く、安心して撮影に臨めた模様。一年後の撮影だった事もあり、「(主人公)綾ちゃんって、どういうキャラだったっけってド忘れしちゃって。」と苦労した一面を伝えた。また引き続き今回も縛られての演技だった。


本郷(写真上)は映画初出演。演技自体も初めて。オファを貰った時の感想を「嬉しかったですけれど、絶対無理って思って。」とやった事ない仕事に尻込んだ。だが監督の佐々木詳太の一からの演技指導により、無事に撮影を終えた。「最初は怒られまくってましたね。」と鍛えられた点を述べ、本郷は過度な緊張で撮影時期は眠れなかった。同じ事務所の先輩達にも相談をしていた。アドバイスは「考え過ぎない様にね。」と、本郷の性格に対する的を射た指摘だった。特にSEXYな演出に励んだ。


木嶋ゆりから芸名を変えた百合沙(写真上)は、「前作でアクションをちょろっと、やらして頂いて。ちょっと私、調子に乗っちゃって。私アクションいけんじゃないかなって。」と前作のクランクアップ後に真剣にアクションのレッスンを受けていた。だが今回は二シーンしかなく、「凄い気合い入れてやって。」と無念の表情。しかもアクション シーンはパート4という。


本作にはグラビア的イメージ シーンもある。本郷は「いつもやってる感じだあ、ってやり易かったですね。」と。「百合沙は「ああ、この感じ久し振りだなあ、と思いました。」と遠くを見た。森川のダンス シーンでは監督から「もっと腰を落として。」と言われ、手本なしの即興ダンスを頑張った。


東京・渋谷や十六日まで、大阪・九条は七月十五日から二十一日までの公開となる。


記事:荒田雅×撮影:金剛正臣

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