五十周年を記念し喋る金のキョロちゃん、ビジネス計画の募集も

【ビジネス報道】 森永製菓(2201.T1)は、平成二十九年七月三日に東京・汐留にて『チョコボール新おもちゃのカンヅメ&新CM発表会』を開催した。同社のチョコボールは発売から五十周年となり、これを記念して「しゃべる!金のキョロちゃん缶」を製作。撫でるとキョロちゃんが喋る。


この金のキョロちゃんは「渾身の一作。」と同社は意気込む。新CMは同日から全国で放送開始。昨年に引き続いて俳優・遠藤憲一(辛丑)が起用され、発表会にスーツ姿で登壇した。ネクタイはキョロちゃんの柄だった。


「余りにも(昨年のCMが)エッヂが掛かっていたので、これで(CM起用は)終わりかなと思っていた。」と再起用の感想を述べた。反響につき、真顔の遠藤に対して不安がっていたが、子どもは面白がっていた事を伝えた。また保育園・お散歩カーを観察し「子どもが興味をもっている時は、凄い真顔。」と要諦を言った。


 今回はチョコボールのパッケージを五十周年仕様にし、期間限定で「金のキョロちゃんチョコボール<チョコビス>」と「チョコボール<ピーナッツ>五十倍」も四日より発売する。前者はココアビスケットにチョコをコーティングし、一定の確率で金箔付きのチョコボールが入っている。後者は普通の物と比べて体積が五十倍と大きい。クリスプ層で包んだピーナッツをクラッシュ ピーナッツとコーンフレーク入りのチョコレートでコーティングした。こちらは一個、五百四十円(税込)。ターゲットは二十代から五十代の男女。


発表会では遠藤のリアルな顔が埋め込まれた“えんキョロちゃん”も公表。初めて見た遠藤は、ただ驚いていた。この“えんキョロちゃん”も撫でたら喋る為、遠藤は幾度も撫でて会話をしていた。以後は同本社に展示する。



 囲み取材で同商品が五十周年の点に触れ、「一つの物事を五十年、同じ事を貫くって本当に大変。」と称えた。二十一歳に芸能界デビューした遠藤は続けて、「七十一歳までを目標にしよう。」と俳優業の節目を示した。報道現在で遠藤は五十六歳。


尚、ゼロワンブースター(代取:鈴木規文)と共同で同社は「森永アクセラレータープログラム二〇一七」を実施。イノベータからビジネス プランを募集中。九月五日まで。七月二十七日にはセミナ・交流会を開き、ビジネス プラン コンテストは十月から開催される。


画像引用:チョコボール|森永製菓

撮影:金剛正臣

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