【芸能報道】 平成二十九年八月二日から十三日まで東京・渋谷にて、ブロードウェイ ミュージカル『シカゴ』二十周年記念ジャパン・ツアーが開催されている。二十四年にブロードウェイでデビューを飾った女優・米倉涼子(乙卯)がNYから再びラブコールを受けて「アンバサダー劇場」で五年振りに愛人殺しの美女ロキシー・ハートを再演した。その二週間後に「東急シアターオーブ」。
初日開幕前にはプレスコールとして報道陣に一部披露され、多くの報道陣からは溜息が零れる程であった。その後、米国から来日しているキャストと共に囲み取材に応じた。涼子はロキシーを演じる事が「やっぱり楽しいです。」と言う。長年愛され続ける本作の魅力については「無駄のないミュージカル。主役だけでなくキャスト全員、スタッフ、オーケストラにも気持ちが行き渡っていて全部が一つになっているんです。(今回の日本公演では)初めて共演するメンバも多く、リハーサルではドキドキ。でもエキサイトしていました。いろいろなエネルギが混ざって素敵なショーが出来上がると信じています。」と話した。
ロキシーのライバルである女囚ヴェルマ・ケリーを演じるのは、日本にもファンが多いアムラ=フェイ・ライト。涼子とは二十二年の日本語版『シカゴ』で初共演、五年前の米倉のブロードウェイ デビュー公演でも共演したアムラは「彼女の英語は素晴らしいわ。ここまで来るのがどれだけ大変だったか理解できるのは、日本語でもヴェルマを演じた事がある私だけね。」と褒め称えた。アムラと涼子の二人がクライマックスで魅せるダンスは大きな見所の一つだ。
本公演は全編英語版で生演奏、日本語字幕あり。前売券の予定枚数は終了。当日券は開演の六十分前より「東急シアターオーブ」当日券売場(劇場入口前)にて販売。全ての座席の当日券販売が終了した場合、立見券(七千円)を販売する。販売枚数は公演日時により異なる。支払いは現金のみ。
お問合せ:シカゴ事務局 0570-08-9920
画像提供:㈱キョードーメディアス
©️Tanabe Keiko
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