百合子曰く、女性ベンチャの育成が東京を元気にする秘訣

【社会報道】 平成二十九年九月二十九日、東京・有楽町にて『APT Women 第一期プログラム キックオフ イベント』が開催された。主催は東京都(都知事:小池百合子)。


同プログラムは女性ベンチャ成長促進事業「APT Women(ACCELERATION PROGRAM IN TOKYO FOR WOMEN)」がスケールアップを目指す女性起業家に短期育成型プログラムを提供。国内外で活動する女性起業家の活動をサポートする。



<チャンスは国内での三ヶ月>

プログラム内容は、主に三ヶ月間の国内アクセラレーション プログラムと二週間弱の海外派遣プログラムで構成。国内では受講者全員に講義・イベント・個別プログラムを提供。イベント プログラムではスケールアップに必要なビジネス パートナと成り得る大企業との定期的な接触を確保する事で今後の事業拡大に必要な様々な関係者とのネットワークを築く場を設ける。

国内プログラム終了後、海外での事業展開を目指す十名を選抜。海外でのネットワーク構築等の場を設ける。今季の海外派遣先はニューヨーク。プログラム終了後、今季選出された経営者が未来の女性起業家に向け発表も行う。女性起業家のロールモデルとなり、今後東京からの女性起業家の増加を目指す予定だ。




東京の未利用エネルギは女性

同プロジェクトの主催から百合子(壬辰)都知事は冒頭挨拶で「女性ベンチャーを育てる、それは東京を元気にする秘訣だと思っております。」とコメント。政界デビュー後、都知事は事業を起こそうとした経験がある。しかし都知事だけでなく事業を起こす為に金融機関に融資を願い出ても“女性”という理由で信用が無く、断念した経験がある女性が沢山居る。


丸の内にあるTOKYO創業ステーションでは起業手続きを一貫して行なえる施設が本年一月にオープン。都も支援する。子育て中の女性には「こんな事があったら良いのになと、アイディアを考えれば良いんですよ。」と働けない機関も有効活用できる案を提示した。「ビジネスは結果が全てです。結果を出しましょう。」と、結果主義を全面に出す。都においての未利用エネルギは女性だと言い切った。


プロジェクトには来賓として都議会経済・港湾委の伊藤ゆう(丙辰)委員長、応援として米「ハーバード大」ケネディスクールのマーシャル・ガンツ(癸未)上級講師らがメッセージを贈った。都の女性は動くだろうか。


撮影記事:岡本早百合

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