阿部サダヲと吉岡里帆の映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』

【芸能報道】 平成二十九年十月十日にジュピターテレコムの完全子会社である映画配給のアスミック・エース(代取:村山直樹、佐野真之)は、オリジナル映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の製作を発表した。本作は十一月から本編撮影を開始し、来年に公開予定。声帯ドーピングのロックスターと声の小さ過ぎるストリート ミュージシャンの二人によるハイテンション ムービー。 


主演のシンを演じるのは、「舞妓Haaaan!!!(二〇〇七)/東宝」「謝罪の王様(二〇一三)/東宝」「殿、利息でござる!(二〇一六)/松竹」等に主演し、人気・実力を兼ね備えた日本映画界の至宝とも呼ばれる阿部サダヲ(庚戌)。十億円、二十億円の興行収入を叩き出す。紅白歌合戦出場も果たしたバンド「グループ魂」のボーカル“破壊”も務める彼が、驚愕の歌唱力で一躍、スターダムにのし上がったカリスマ ロックスターを演じる。ロックスター・シンのキャラクターを創り上げるにあたり、製作サイドはマリリン・マンソン(己酉)を参考にした。


ヒロインのふうかには、上半期ブレイク女優No.1(オリコン二〇一七年)で「ゆとりですがなにか/NTV」「カルテット/TBS」「ごめん、愛してる/同社」等に続々とドラマに出演し、最も注目を浴びている女優・吉岡里帆(癸酉)。ストリート ミュージシャンとして活動するも、声が異様に小さく歌声が聞こえないという弱点を持つ難役を、今迄に見た事のない振り切った演技を魅せる。映画・ドラマでは一度も披露した事のない里帆の歌声を、劇中で初披露する。


原案・脚本・監督を手掛けるのは、三木聡(辛丑)。亀梨和也(丙寅)主演の「俺俺(二〇一三)/ ジェイ・ストーム」や「インスタント沼(二〇〇九)/角川映画、アンプラグド」、オダギリジョー(丙辰)主演の「転々(二〇〇七)/スタイルジャム」等、誰にも真似できない独自のコメディ センスを持つ三木監督が、何かと息がつまる現代社会に“歌”と“笑い”の力で風穴を開ける。ハイテンション ロック コメディを創り上げる。



以下は阿部からのコメント。

いつかは御一緒してみたいとずっと思っていた三木監督とお仕事出来るとは…嬉しいです。しかもロックコメディ‼ワクワクします‼台本を読んで、これはどうやって撮るんだろうっていうところばっかり…ワクワクします‼ 



以下は里帆のコメント。

「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」
頂いた企画書の頭に書かれていたタイトル。
これが私には映画の題でありながら、突然贈られてきた激励のメッセージの様に見えました。
台本を読み進めていくと、絶妙な掛け合いに笑いが込み上げ、予測出来ない展開にワクワクし、ラストシーンではじんわりと胸が熱くなりました!
でも私は歌もギターにも触れたことが無い人間です。 ふうかになるべく0から作っていってます。殻を破るための殻作りを今しています



以下は三木監督のコメント。

一体、何が起ころうとしているのか?
目指すのは馬鹿馬鹿しいラブストーリー。
結局、21世紀になろうが、仮想現実やら拡張現実やらが現実世界を侵蝕しようが、我々は「好き」に振り回されて生きている。

今、まだ撮影の準備段階だけど、この役を演じられるのは阿部サダヲ氏の他には居ないと確信してる。演技面そしてロック的なアナーキー感、どこを取っても凄すぎる。阿部さんの歌を実際に聞いただけで、ぶっ飛びました。
ここに立ち向かうのが吉岡里帆さん。まぁ大変でしょう。でも大丈夫、とても華奢な感じだけどこのカオスに平然と飛び込める強さと驚くべき集中力。話をしていても、パッと憑依するみたいに映画に集中する感じは今まで会った事ないタイプ。変ちゃ変な人ですよね吉岡さんは。 サブキャラクターもベストメンバー。もう、ちょっと怖いくらいですこの俳優陣

=ストーリー=

4オクターブの音域と、すべての人の心を打つ声量を持ち、金も女も名声も手にするロックスター・シン。

しかし彼には誰にも言えない秘密があった。

彼の歌声は、「声帯ドーピング」という掟破りの方法によって作られたものだったのだ。

「歌を届けるためなら、もう声が出なくなってもいい、死んでもいい―」

長年にわたる声帯ドーピングの副作用で、彼の喉には限界が近づいていた。

次第に声が出なくなる恐怖に怯えるシン。

そんな中で彼が出会ったのは、 歌声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうかだった―

彼女の姿にかつての自分を重ね、ふうかを叱咤するシン。

そんな中、シンは次第に声が出なくなっていく・・・はたしてふうかはシンを救えるのか!? 


=クレジット=

出演:阿部サダヲ 吉岡里帆

監督・脚本:三木聡(『俺俺』、「時効警察」シリーズ)

製作:映画「音量を上げろタコ!」製作委員会

制作プロダクション:アスミック・エース/パイプライン

配給:アスミック・エース

ⓒ2018「音量を上げろタコ!」製作委員会

http://onryoagero-tako.com/ 


画像提供:アスミックエース㈱

0コメント

  • 1000 / 1000