【選挙ニュース】 統一地方選(前半戦)の結果が、十三日未明に判明した。FP姫の主要ユーザである、千葉県議選・神奈川県議選・埼玉県議選、千葉市議選・川崎市議選・横浜市議選・さいたま市議選に絞って首都圏七議会の大観を伝える。
<流れは共産にあり>
自民と公明は、首都圏七議会の内、六議会で過半数を得た。千葉市議会で過半割れを維持してしまった。野党第一党である民主は、三県議会で議席を増やした。共産は、全七議会で議席数を増やした。神奈川県議会においては、ゼロ議席から一挙に六議席と躍進。維新に至っては、複数の議会で議席を落とした。新党の次世代・元気会は議席を獲得できなかった。
定数九十五の千葉県議選は、民・公・共が増。維が二議席を得、次世代は及ばずゼロ。自民単独過半数。
定数百五の神奈川県議選は、自・民・共が増。維は減。共はゼロから六議席を獲得。
定数九十三の埼玉県議選は、自・民・共が増。上田清司知事が推すせんたくは一議席。
定数五十の千葉市議選は、自・維が減で共・ネット(千葉)は増。自公過半割れ。
定数六十の川崎市議選は、自・共が増で維新減。元気会は及ばず獲得ならず。
定数八十六の横浜市議選は、民が減。共が増。
定数六十のさいたま市議選は、自・公・共が増。
<次は首都東京決選>
二十六日には統一地方選(後半戦)が待つ。与党の安定は揺るぎそうにないものの、ギリギリの過半超えも目立った。東京都議会の会派順位は、自・公・共・民・維となっている(報道現在)。特別区では区長選・区議選が行われる。趨勢的には、民主がじわりと共産がいきむ。
『参院選二〇一六』を占う本選挙。期日前投票率は、首都圏七議会で向上。市民の関心は動いた。首都東京次第で、趨勢が固定される可能性がある。
記者:金剛 撮影:斉藤
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