ELAIZA(池田エライザ)が愛を語る|映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』

【芸術報道】 令和四年二月十三日にポップ・ミュージック映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』のプレミア上映会が開催された。イベントには、本作の日本版カバーソングを務めた女優・池田エライザ(丙子)がアーティスト名義「ELAIZA」として登壇した。エライザは女優業に限らず、映画監督やモデル、アーティスト等と幅広いフィールドで才能を発揮している。

本作は二十五日公開。


本作は、孤独で生きる希望を失っていた一人の女性が、家族の存在や周りの人々の助けによって“愛する”事を知り、居場所を見つける感動物語。Sia監督は、本作が映画初監督のシンガソングライタ。愛すべき人々の存在によって主人公ズーが生きる希望を見出していくドラマシーンと登場人物の心情を表現したカラフルでポップな音楽シーンを交錯させ、これまでにない映画を生み出した。


主題歌「Together」は、“明日への希望”と“信じてくれる人達=居場所”は必ず見つかるというメッセージを込めた。この歌をELAIZAは、優しく包み込む様な透き通った歌声で披露した。本作のテーマである“愛と音楽が生きる希望”に因み、“愛”に気付いた瞬間や人生に欠かせない“愛してやまないもの”等を語った。


本作についてELAIZAは、「アーティストが監督したという先入観が一切無くなる程、素晴らしい映画。ふとした瞬間に思い出して胸が熱くなったり、急ぎ足で生活していて見逃しそうな、日常の中のささやかな尊いものに改めて気付かせてくれた。」と絶賛した。「壮大な出来事じゃないからこそ、登場人物達が身近に感じますし、何かに振り返ったりした時に、傍にいつでも愛情があったんだなっていう凄く素朴な所に自分を立ち返らせてくれます。」と本作を伝えた。


また、愛に関して「愛されているな、と気付くには案外時間差があるのかなと思っていて。大人になって昔できなかった事ができる様になった瞬間があった時に、ふと小さいときに親が言ってくれていた言葉が過(ヨギ)ったりすると、『ああ凄く愛されていたんだな』と感じますね。その時は分からなくても、言葉や愛情は脳や身体に残り続けるのかなって思います。」と答えた。


重ねて「母はとても逞しいので、中学生の時は弱音を吐くと『くだらない事言わないで』と言われて『厳しい。弱音ぐらい吐かせてよ』と感じていましたが、今思うと『そんな事言ってないで前向いて頑張りなさい』という愛情も込みだったのかなと。自分の中のささやかな幸せは家族と共にあるのかなと思います。」と母との愛も語った。


画像:㈱フラッグ © 2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.

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