人生を左右する「前立腺肥大症」「前立腺がん」、伯鳳会グループが『大阪前立腺センター』を運用開始

【人生報道】 令和四年四月一日より伯鳳会(理事長:古城資久)を中心とする伯鳳会グループは、大阪暁明館病院・大阪中央病院・大阪陽子線クリニックの三医療機関から構成される『大阪前立腺センター』を運用開始する。目的は、年々増加している前立腺肥大症や前立腺がん等の早期且つ適切な治療の促進。 


同グループは伯鳳会、大阪暁明館、あそか会、五葉会、玄武会、セントラル・メディカルサービスと積仁会で構成。


昨年より大阪市では「前立腺がん市民検診」を開始しているが、検診の負担の少なさや重要性は未だ充分な理解を得られておらず、コロナ禍もあり、検診が活用されてない状況が続いている。日本では、中高齢男性の五人に一人は前立腺肥大症十一人に一人は前立腺がんを発症する。前立腺肥大症は排尿障害を来たし、想像以上に生活の質を低下させる。前立腺がんは命に関わる。どちらも進行が穏やかであり、初期には自覚症状は無い。


前立腺疾患は、PSA(前立腺特異抗原)を測定する事で簡便に判定できる。早期・適切に治療をする事で、普段と変わらない生活を送れる。同グループは、前立腺疾患に関わる様々な検査・治療の知見や技術を集結させ、更なる診療水準の向上と前立腺疾患に悩まれる患者を一人でも少なくする事を切に願い、本センタの運用を開始するに至った。



なぜ連携が必要なのか?

 「尿の回数が多い」「残尿感」「尿の勢いが弱い」等、歳を重ねると誰もが経験するイメージがある。多くが誰にも相談していない。これらは前立腺肥大症や前立腺がんに由来する症状の可能性もあり、放置すると、尿が出なくなる「尿閉」や「腎不全」を来たしたり、がんが全身転移するリスクがある為、一刻も早い泌尿器科専門医の受診を勧めている。しかし「どの病院が良いか分からない」という悩みが数多くある。


選択は一度切り。可能な限り多くの方法を理解し、吟味する事が、その後の人生を考える上でも非常に重要。前立腺肥大症・前立腺がん共に様々な治療方法があるが、一つの医療機関でその全てを網羅する事は困難。言われるがまま、「その医療機関にある治療選択肢」から選んでしまう事もある。


一人のドクタ、一つの医療機関に人生を委ねる時代は終わりを迎えた、と同グループ。本センタは、様々な診療科の医師・コメディカルスタッフが各専門性を極め、その叡智を結集させ、患者の人生に合った最良の選択肢を導き出す事が可能となる。複数の医療機関が連携し、切磋琢磨しながら最新の知見を基に、偏りのない診療を実現させ、「患者利益」を真に追求していく。


画像:伯鳳会グループ

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