後二年で四十・五十代の人口がピークに、『arrows』が狙う

【ビジネス報道】 平成二十九年十二月五日に東京・六本木にて、富士通コネクテッドテクノロジーズ(代取:髙田克美)はスマートフォン『arrows』冬モデルの新商品・新CM記者発表会を行った。


高田代取(写真上)は「日本企業が日本の様々なシーンを想定して、本当に使いやすい商品をメイド イン ジャパンに拘って作っていこうと思ってます。」と挨拶した。同社が製品を開発にあたってセキュリティ、堅牢・耐久性と見やすさ・聞きやすさの三点に注力した。全ての製品が防水。特に今回は“落としても画面が割れにくい”スマートフォンを開発し発表した。


今回発表した「arrows NX F-01K」は、従来の機種よりも耐久性を高めた。金属板を入れた内部構造を見直し、従来機種よりも耐久性を向上。ねじれに対する強度を二割高め、落下時に画面が割れにくい設計となった。バスルームやキッチン、アウトドアでの豪雨や雪山といった過酷な環境でも使える。側面の電源ボタンには指の動きを読み取るセンサを搭載。親指でなぞるだけで文字や地図等を拡大・縮小できる。


新元号二年には、四十から五十代の人口がピークになるデータも発表。ボリュームゾーンをターゲットに絞り、同製品を発売開始した。高田代取は「他社とは違う商品でシェアの維持、拡大をしてきたい。」と今後の経営方針を示した。


新CMでは俳優の小栗旬(壬戌)と山田孝之(癸亥)を起用し、PRに力を入れる。新CMは「割れない刑事(デカ)」シリーズとして六日から「追跡編」を公開。小栗と山田はヒット祈願に鏡割りを行った。小栗は同製品について「スマホを落として落ち込んだ事があるんですけど。あの時『arrows』だったら大丈夫だった筈。」と自身の体験からコメント。山田は「片手でしかスマホを操作できない時でも便利に利用できる。」と新製品の使い勝手の良さをアピールした。


また三十年一月にドコモから販売するペン付きタブレット「Aarrows Tab F-02K」や高齢者向けの「らくらくスマートフォン me F-03K」も発表した。


撮影記事:岡本早百合

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