スマートホーム提供の「アクセルラボ」が三.五億円の資金調達

【金融報道】 令和四年七月二十二日に不動産テックコンサルのアクセルラボ(代取:小暮学)は、大東建託(1848.Tp)を引受先とする『第三者割当増資』により三.五億円の資金調達が完了し、シリーズAラウンドの資金調達の累計総額が二十五.五億円でクローズした事を発表した。


以下三点が、資金調達の使途。

  1. SpaceCore及びIoTエンジンの機能拡充に係る開発資金
  2. SpaceCore及びIoTエンジンとの連携デバイスの調達資金
  3. 新規人材採用及び運転資金


同社は、令和元年にスマートホームサービス「SpaceCore」の提供を開始して以来、導入戸数・ユーザ数の拡大を続けている(報道現在)。同二年九月期の累計取引社数の二十二社に対し、同三年同月期には約百二十社、同四年同月期には二百五十社超を見込む。


また足元では、SpaceCoreのコア技術であり、同社が自社開発を行っているIoTプラットフォーム(IoTエンジン)が、スマートホーム領域以外で導入される事例や活用を検討する企業が増。各事業領域におけるパートナ企業との連携を通じ、各サービスに合わせた機能開発及びプロジェクトを進めている。



同二年より同社の既存株主が引受先の大東建託。資本業務提携先。大東建託Gは、百二十万戸超の賃貸住宅を管理。入居者の多様化する様々なニーズに合わせ、暮らしに関する様々なサービスを提供している。本件出資を通じ、大東建託Gが管理する賃貸住宅の価値向上を目的とし、コアビジネスの強化だけではなく、新サービスや事業展開の可能性についても協業の検討をしていく。


今後は、更なる「開発体制の強化」及び「ユーザサポート領域の拡充」を目的に、Bラウンドへ移行予定。


画像:㈱ACCEL LAB

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