【ビジネス報道】 経産省(大臣:世耕弘成)は平成三十年二月五日に東京・六本木にて、第七回『ものづくり日本大賞』の経済産業大臣賞・特別賞 表彰式及び祝賀会を行った。世耕大臣(壬寅)等が出席し、経済産業大臣賞十八件・二団体と特別賞十五件・一団体の各受賞者に表彰状を手渡した。
本賞は製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材等の「ものづくり」に携わっている各世代の人材の内、特に優秀と認められる人材を顕彰するもの。経産省をはじめ四省が連携し、十七年より隔年開催している。
世耕大臣は「AIやIoTの登場によって世界のあらゆる産業のあり方が大きく変わろうとしている昨今、今後も日本が勝ち残り世界をリードし続ける為には、様々な産業や企業などがデータを通じて繋がった“コネクテッド インダストリーズ”の出現が鍵となります。ものづくり産業の現場においても、データを繋いで利活用してゆくという事に関して、積極的な対応が待ったなしの状況になっています。」と述べた。
日本技術の強みとして常に改善を積み重ねる姿勢に着目。「この強みを、デジタル技術と上手く融合してゆく力、そして現場で達成するデータを経営資源として最大限活用する経営の力とする事が、今後は特に重要になってくるでしょう。」と先を見越した。また経産省も後押しする姿勢を示した。祝賀会では副大臣が各賞の商品を説明を受けながら受賞商品を見て回った。
撮影記事:岡本早百合
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