ゆとり・雨宮紫苑 記者が「間違いだと分かる事は進歩」という認識

【社会考察】 令和四年九月九日に「ゆとり世代・前期」のフリー・雨宮紫苑(辛未)記者が、記事『日本人の国民性って、「科学的思考」と、致命的に相性が悪いみたい。』を配信した。


「阪大」大学院 生命機能研究科・吉森保(戊戌)教授の「LIFE SCIENCE/日経BP」を引用し、以下二点を「日本人同士のコミュニケーションとめちゃくちゃ相性が悪い気がするのは、わたしだけだろうか。」と、日本の国民性と科学的思考につき、疑義を呈した。


  1. 理論を検証し、確認の為に追試をする
  2. 捏造や改竄でなければ、間違っていても責められる事は無い


紫苑記者の疑義の理由は、以下二点。

  1. 失礼;「相手の主張の真偽を確かめる」という行為=上記一
  2. 未訓練;「どちらが正しいか」を決める訓練をしていない=同上



打開策も提示している。紫苑記者は上記下線部にフォーカス。それは「間違いだと分かる事は進歩」という認識。「間違いだと分かる」事に価値がある、と気が付くのが科学的思考、と。


<仮説・検証・追試>

 紫苑記者の洞察を鋭く、日本をより良くする打開策を指し示しました。紫苑記者は「日本人の国民性」と括ったが、若者「ゆとり世代」以降は検証・追試の科学的思考を、上の世代よりも実践している可能性があるでしょう。理由はデジタル ネイティブである為。


デジタル機器とデジタル媒体は、仮説・検証・追試を繰り返し取組みます(コーディング等)。故に、感情論が差し込む余地が全く無いとは言えないものの、上の世代よりも科学的思考ができる可能性があります。


ならば、ゆとり世代以降で日本を変えれば良いのではないでしょうか?


「氷河期世代」以上は非・科学的思考が多いでしょう。国葬問題も“未来の外交”を第一に考えれば、賛成が合理的となります。残念ながら、氷河期世代以上は短絡的・反射的と言わざるを得ません。特に氷河期世代はライフプランニングで大いに失敗しています。「母親主導」の教育の失敗も統計的な理由から。



和×科学

 それら理由は、紫苑記者が疑義にて示しました。一重に「確証バイアス/心理学」が強過ぎるのです。科学的思考には時間を要します。


上の世代にも科学的思考の持ち主は居ます。ゆとり世代以降が彼らと連携していく事で、日本の未来は、科学的思考を当たり前に行える社会になり得るでしょう。併(シカ)し、ゆとり世代以降が圧倒的多数の非・科学的思考の日本人に屈し続けれ、その限りではありません(例;小池百合子 都知事による収入減)。


詰まり、日本の未来の鍵は「ゆとり世代以降」、特に先輩であり、人口の多い「ゆとり世代」です。十七条の憲法・第一条『和を以って貴しと為す』と科学的思考のバランスが未来です。



尚、故ピーター・F・ドラッカー(己酉)は、「理系を理解できる文系」の重要性を「テクノロジストの条件/ダイヤモンド社」にて指し示しました。

現代社会は、自らの知識の基礎として理系、文系両方の人を必要とする。特に理系の事が分かる文系の人を必要とする。専門分野や方法論しか分からない人ではなく、知識を仕事に適用できる人を必要とする。

新しい知識を生み出す人だけでなく、新しい知識を日常の活動に適用できる人を必要とする

0コメント

  • 1000 / 1000