第二十六回『⼿帳⼤賞』は「思わず⼿帳にメモしたくなる名⾔」、百万円の大賞は?

【ビジネス報道】 令和四年十一月十五日に東京・内幸町「帝国ホテル」にて⼿帳や⽣活実⽤書、児童書等を発⾏している⾼橋書店(代取:清水美成)は、第二十六回『⼿帳⼤賞』発表表彰式を執り行った。審査員は作家・いとうせいこう、歌人・東直子とエッセイスト・平野紗季子の三名。


今回は「思わず⼿帳にメモしたくなる名⾔」を募集。名⾔⼤賞へ四万八千百七十一通の応募があった。同時募集の「商品企画⼤賞」へは二千二百九十三通の応募があり、二作品を優秀賞として選出した。

  • ⼤賞:「幸せだよ、だって私だもん!!」
  • 特別賞:「地球って国があったらいいのに。」「人生に大切なのはそよ風」「お母さんの言葉で育っていきたい。」
  • 優秀賞:「ドキドキするのはね、がんばるぞーって勇気のドラムがなってるんだよ」「命のボリュームが増えたみたいやわ!」


大賞の背景は以下。

歯に衣着せぬ発⾔をする娘で、看護師をしています。
時折旦那様とぶつかる事もあり、ストレートな性格上、とても心配な毎⽇で「⼤丈夫なの?」と聞くと、笑顔で「幸せだよ、だって私だもん!!」と答えました。
人知れず苦労して、このご時世仕事も⼤変だろうにと、思わず「うっ…」と涙が零(コボ)れました



この大賞に対し、いとうの寸評は「自分の幸せを何かと比較してしか自覚できない事自体が、実は不幸なんですよね。その絡繰りを見破ってズバリと幸せを引き寄せ様とする意志はこちらをも励まします。」と。


直子は「しっかりと自分を⽣きている事が分かる⾔葉で、とても頼もしい。自分を幸せにするのは自分なのだ、だから⼤丈夫なのだ、という気付きがあり、はっとする程新鮮。」と。紗季子は「困難な時代だからこそ、⼤切なのは自分を愛する事。だからこそ他者を愛する事もできる事。最後の『!』マークに、⾔い切る事で自身を鼓舞する強い意志を感じた。」と。



尚、第二十七回の募集も既に行っている。お題は手帳にメモした「忘れられないひとこと」。大賞は一点百万円。特別賞は三点各二十万円、優秀賞は数点各十万円。商品企画大賞では、手帳・日記・家計簿の斬新なアイデアを募集。最優秀企画賞は一点五十万円と企画の商品化、優秀賞は数点各十万円。

〆切は令和五年四月三十日。


手帳大賞 応募ページ|高橋書店

2023年4月30日(日) 応募締切高橋書店の「手帳大賞」は、名言大賞と商品企画大賞の2つの部門からなる、 「コトバとアイデア」のコンテストです。 手帳をもっと身近に感じてほしい。 手帳は毎日の暮らしに役立つ存在であってほしい。 そんな私たちの想いから生まれた「手帳大賞」は、手帳文化の発展とともに歩みを進めてきました。 毎年、思わず手帳にメモしたくなる名言やあったらいいなと思う商品企画を 数多くご応募いただき、手帳の新しい未来をつくる賞として、進化を続けています。思わず手帳にメモした身近な人の「忘れられないひとこと」を大募集!大賞作品の賞金は100万円。 最も優秀な作品を大賞作品として選出します。ご応募いただいた作品の中から365点分の優秀作品を、弊社発刊の『名言・格言 日めくりカレンダー』に掲載します。 ※第27回分は2025年版のカレンダーに掲載されます。※高橋書店の公式twitterで過去の掲載作品を毎日紹介しています。これまでにない斬新な商品企画を大募集![手帳][日記][家計簿]の斬新なアイデアと、その企画意図を募集します。 さらに最も優れた作品は、商品化を予定!応募作品を郵送する。 上記より応募フォーマット(PDF)をダウンロードしてください。※指定フォーマット以外の形式での応募も可能ですが、必ず応募要項を確認の上、必要事項を明記してください。 応募ページより応募する。郵送応募締切:2023年4月30日(日)必着 WEB応募締切:2023年4月30日(日)23:59まで以下の内容を明記のうえ、郵送またはWEB応募フォームよりご応募ください。 応募は1人何作品でも可能ですが、1作品ごとに下記の必要事項を明記ください。 ふとした会話の中で相手が言ったひとことに「うまいこというなぁ」と感心し、 思わず手帳にメモしたくなったことはありませんか。 そんな身近な人の名言をお送りください。 字数は問いませんが、歯切れのいいひとことをお待ちしています。(ご自分の言葉でも可)

www.takahashishoten.co.jp

画像:㈱高橋書店

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