シンポジウム『人生百年時代の社会人基礎力』に学生も、八十歳になっても求められるか

【人生報道】 経産省(大臣:世耕弘成)は、平成三十年三月二十六日に東京・虎ノ門にてシンポジウム『人生百年時代の社会人基礎力』を開催した。会場は略満席となり、学生も二十名程が出席した。


基調講演は「法政大」のアラセブン・諏訪康雄(丁亥)名誉教授。パネル ディスカス「私が考える社会人基礎力」には博報堂のアラシックス・嶋本達嗣(庚子)執行役員、文科省「官民協働海外留学創出プロジェクト」のアラフィフ・船橋力(庚戌)ディレクタ、ユニリーバ・ジャパンHDのアラフィフ・島田由香 取締役、アラフォ・エッセンスの米田瑛紀(壬丑)代取、ヘアーズのアラサ・西村創一朗(戊辰)代取、YouTuberのアラサ・ヒカル(辛未)と経産省の参事官の計七名。



<知識資本の時代>

 経産省の「人材力研究会 人材像WG」にて座長を務める諏訪教授(写真上)は冒頭、学生のアルバイトとボランティア経験の効果(チームワーク等)を例示した。キャリアデザインを学んでいる学生は効果が平均値よりも高く、全くキャリアデザインを学んでないと思われる学生は平均値より低く、「ある一定の枠組みをもっているかどうか。」と事前知識の重要性を説く。


現代のキャリアは自主性が重要であり、自身を主観・客観に加えて間主観の三指標が重なる部分がポイントである点を示した。また健康寿命及び職業寿命が伸びていく点に触れて「六十、七十、八十になっても社会に求められていく。」と、リカレント教育・生涯学習の同時進行を勧めた。そして「幾つになっても社会人基礎力が必要です。」と締めた。



真の明確・明瞭は死に際である事実

 経産省は既に社会人基礎力の概念・定義を公表している。「どう活躍するか」「どの様に学ぶか」「何を学ぶか」の三視点と「前に踏み出す力」「チームで働く力」「考え抜く力」の三能力。後者は更に十二の能力要素に分けている。


例えば「計画力」。課題に向けたプロセスを明らかにし、準備する力とある。どこで鍛えるべきか。例えば「ストレス制御力」。ストレスの発生源に対応する力とある。そもそも、その力を養う為に誰に教わるのか。先に本シンポジウムを総括すれば曖昧模糊である。それは仕方がない事だ。現代は未曽有の事象が発生している。過去のデータからは参照不可。経産省はビックデータを所有しているが、あくまでも過去データであり未来データではない。大臣及びエリート官僚でさえ、定義された社会人基礎力を完璧には満たせない。満たせる者はいない。


但し、本シンポジウムは出席者にヒントを渡した。人生は走りながら修正する。これに尽きる。マニュアルなぞ、人生には無い。だが道標は道路にある。その場にいた全ての者は自身の未来(ゴール)を知らない。人生百年時代において国民一人ひとりが各々の人生の先頭である。たまたま今まで守られていただけだ。更なるヒントのディスカスは後日に詳報。


撮影記事:金剛正臣

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