石破茂「今さえ良ければいいという事ではない。」と未来志向

【政治報道】 先月の自民『党大会』において、九月の総裁選に出馬の意欲をみせる石破茂(丁酉)元幹事長は記者団に思いの丈を語った。


森友問題について石破元幹事長は「国民の方々が『よし、分かった』と言って貰えるまでやらないと、『どうせ忘れるよ』なんて、そういう舐めた事を言ってはいけないのです。」と現状を厳しく牽制。内閣支持率が下がっていた状況を記者に問われた。「何故、支持しないかという理由を分析すれば、だいたい分かる。」と述べた。国税庁の佐川宣寿(丁酉)前長官の証人喚問が行われて最初の内閣支持率は読売新聞で六ポイント減の四十二㌫、共同通信で三.七ポイント増の四十二.四㌫となった(四月一日、二日報道)。


改憲の現状については「抑止力の為。自衛隊は基本的に警察権の構成。何かあっても、あれもできない。これもできない。何故、憲法を改正しなければいけないのか、正確な知識を持って変えなければいけない情熱を持って訴えていきます。」と自衛隊に関する改憲を前向きに述べた。


来る総裁選は「自民党がやっている事が国民と離れている。」と前置きした。出馬は「きちんと理解されるやり方が必要。厳粛な審判を。」と厳しい意見。次の総裁選では「日本の経済・財政・社会保障。三十年先、五十年きちんと続いていく事が一番の論点。今さえ良ければいいという事ではない。国民の方々に関心があるのは社会保障であり財政であり、経済。東京一極集中の是正と地方に雇用と所得を取り戻す事を大きな争点にしたい。」と述べた。


撮影記事:岡本早百合

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