【スポーツ報道】 先に行われた自民『党大会』のゲストに平昌冬季五輪で金、銀と銅の三つのメダルを獲得したスピード スケート女子・高木美帆(甲戌)選手が冒頭に登壇。五輪を振返り「ご声援を送って下さいました皆様への感謝の思いは言葉に尽くせません。」と感謝の言葉を述べた。
美帆選手はメダルを獲って終わりではなく、「次の時代に何を残していくかが、メダルを取った意味に繋がってくる。さらなる人間力、競技力の向上を目指して努力していきたい。」と強調した。特に「スポーツの楽しさや素晴らしさ、奥深さをスポーツに限らず、努力し、挑戦し続ける事の大切さを一人でも多くの子ども達に伝えていきたい。」と述べた。
<冬季スポーツの未来について>
次回の北京五輪については、「半端な覚悟では目指すとは言えない。目指すと思う事ができた時は、前回以上の強い気持ちを持つ事ができた時だ。それ迄は少し休みたい。」と安易な表現を避けてメダリストとして慎重に語った。その上で「(今回の五輪の金は)積み上げたものが、確固たるものだったから。環境を整えて下さった皆さんに感謝したい」と感謝を示した。
大きな拍手を浴びた日本スケート連盟会長を務める橋本聖子(甲辰)参議との対談で聖子参議から「安倍首相らに何かお願いがあれば。」と振られ、美帆選手は「これからの時代、冬季スポーツはどんどん強くなっていく。後輩達も力を伸ばしている。」と強調し、ウインタ スポーツの振興に向けて選手育成の為の環境整備向上が必要だとした。「ウィンタ スポーツのナショナル トレーニングセンタを設立して頂けたら。」と陳情し、三千五百人が集まった会場を沸かせた。
撮影記事:岡本早百合
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