各世代が考える人生に大切なもの|シンポジウム『人生百年時代の社会人基礎力』

【人生報道】 平成三十年三月二十六日にシンポジウム『人生百年時代の社会人基礎力/経産省』が開催された(既報)。


パネルディスカスでは「私が考える 社会人基礎力」と題し、七名が登壇した。博報堂のアラシックス・嶋本達嗣(庚子)執行役員、文科省「官民協働海外留学創出プロジェクト」のアラフィフ・船橋力(庚戌)ディレクタ、ユニリーバ・ジャパンHDのアラフィフ・島田由香 取締役、経産省のアラフィフ参事官、アラフォ・エッセンスの米田瑛紀(壬丑)代取、ヘアーズのアラサ・西村創一朗(戊辰)代取とYouTuberのアラサ・ヒカル(辛未)。


人生は世代別でステージが異なるので、世代別でみていく。


アラシックスの嶋本執行役員(写真上)は「個人的に男に色気がないな。」と独特視点。「根の無い樹には葉は茂らない。」と社会人基礎力が根である点を強調。「想いは全てのテクニックに勝る。想いを鍛えろ。アスリートと同じ。」と博報堂で培ってきた経験から要諦を話し、「勇気を育んで欲しい。」とした。



アラフィフ勢をみる。

船橋ディレクタ(写真上)は「今までよりも一人ひとりの実力が大切。」と現況を伝え、パッション・好奇心・独自性をキーワードに挙げた。「本気じゃないと上手くいかないよね。」と諭し、「自分に変化を与えないと個性等に気付かない。」と。


由香取締役(写真上)は「人間関係で仕事は変わる。」と話し、脳が現実と非現実を区別しにくい点に触れた。「世の中に生まれてきたからには価値があって。」と個人の価値創造を促す。

参事官は「大人の学びで一番大事な事は実践、体験。」と学びの重要性を訴える。何を、どう、どこで学ぶかをポイントとした。これによりキャリアを切り拓く。そして振返り(リフレクション)の必要性も話した。


アラフォの米田代取は「一億総プロ活躍。」と表現。依存しない生き方を訴え、二十代・三十代・四十代での業務経験と社外体験を推した。


アラサのヒカル(写真最上)は自身の成功体験より「二十代だからできる熱量があると思うんですよ。」と二十代の重要性を説く。妄想がポイントで「イメージして勝ち癖をつけている。」と述べ、他人はなかなか褒めない現実にも触れて自身を褒める事を薦めた。そして「自分の価値は自分で伝えていかないといけない。」と自己プレゼンを考えさせた。


=解説=

各世代でライフステージが異なる為、重要ポイントも変わる。人生を一環してのポイントは社会人基礎力、想い、勇気、実力、変化、人間関係、実践、体験、振返り、プロ意識、自身の価値づくり。特にヒカルの二十代の熱量は最も重要であろう。二十代自身は分からないだろうが、三十代以降、人間は熱量が極端に減少していく。どの様な成功者でも感じる事だ。社会人基礎力を徹底的に養う時期は二十代。その根、土台が人生を価値を創り上げていく。


だが今回のシンポジウムを通じて、マイナス点もあった。経産省のイベントにアラフィフでギャルの様に語尾を伸ばしたり、高圧的な態度は芳しくない。若き出席者が勘違いをしてしまう。名のある企業なだけに非常に残念である。あの様な言葉遣いや態度は人生百年時代の社会人基礎力とは異なるだろう。経産省は人選に注意されたい。


撮影記事:金剛正臣

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