『免疫』の重要性、FUSEGU2020とキリンHDがセミナ

【金融報道】 令和四年十二月二十一日に東京・日本橋にて「FUSEGU 二〇二〇(⽇本感染症学会、⽇本環境感染学会)」とキリンHD(2503.Tp)は、『市⺠公開セミナー 親⼦で考える感染症対策』を実施した。


現地には俳優・杉浦太陽(辛酉)、オンラインから元モー娘。藤本美貴(乙丑)が参加し、以下の感染症対策クイズ等から学んだ。


  1. ⼤⼈と⼦どもで、感染症に罹り易いのは?⇒子ども
  2. 「アルコール」は⾵邪やノロウイルスには効かず、家では「⽯鹸」も⼤事
  3. 今冬、⼦どもの感染症対策の為に、うがいと⼿洗いに加えて⼤切な事は?⇒免疫ケア
  4. ⼦どもの⽣活習慣で「免疫維持」に良くない⾏動は?⇒栄養・運動・睡眠の不⾜ストレスが多い



<コロナとインフルエンザ>

 基調講演では⽇本感染症学会・四柳宏 理事⻑(写真上)が、「新型コロナウイルスとインフルエンザ〜どこが似ていてどこが違うの?〜」を発表。「東⼤」医科学研究所 附属病院の病院⻑も務めている。


「インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は、症状から区別する事が難しく、検査をしないと区別はできない。」と説明。「ウイルスから⾝を守る為にはマスクの着⽤・換気・⼿洗い消毒が有効ですが、それらの対策をしても完全に防ぐ事は難しい為、ワクチン接種や規則正しい⽣活で“身体の免疫を⾼めておく事が⼤切”です。」と述た。


また免疫⼒維持に必要な「⼗分な睡眠・適度な運動・バランスの良い⾷事」と免疫との関係について解説。「唾液中の免疫物質量」は睡眠「六~八時間」が最多。「風邪と判定された割合」では睡眠の質が「低」が最多であった。



免疫⼒を下げない

 続いて⽇本⼩児感染症学会・尾内⼀信 監事(写真上)は、「⼦どもにおける感染症拡⼤と家庭でできる感染対策」を発表。「川崎医療福祉⼤」医療福祉学部⼦ども医療福祉学科の特任教授も務めている。


⼦どものコロナ感染症状況につき、「以前は⼦どもがワクチン接種の対象ではなかった為、ワクチン接種が進んでおらず、感染者数、重症・中等症数共に増加傾向にある。」と伝えた。


そして「家族を感染症から守る為には“免疫⼒を下げない事”が⼀番⼤事であり、育児スト レスや疲れは免疫⼒低下に繋がる為、サプリメント等の保健機能⾷品を適切に利⽤する事も重要です。」と呼び掛けた。


画像:FUSEGU2020、キリンホールディングス㈱

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