【ビジネス報道】 令和五年三月八日に西日本旅客鉄道(代取:長谷川一明)、JR西日本コミュニケーションズ(代取:野中雅志)とJR西日本イノベーションズ(代取:奥野誠)の三社は、昨年に開催した「バーチャル大阪駅」に続く第二弾のXR施策として『バーチャル大阪駅 うめきたワールド』をリアルに先駆けて先行オープンする。
十八日に「大阪駅(うめきたエリア)」は開業。
「大阪駅(うめきたエリア)」は、大阪駅の近接地に、大阪駅の一部として新たに開業する地下ホーム。この地下ホームには、関空へ向かうJR関空特急「はるか」、和歌山方面に向かう特急「くろしお」が停車。報道現在、新大阪~久宝寺駅間で運転している「おおさか東線」の列車が乗り入れる。併せて、イノベの実験場「JR WEST LABO」の中心として、同駅には新技術を数多く盛り込んだ。
同ワールドでは、「大阪駅(うめきたエリア)」の多彩な機能を逸早く体験できる。他にも、バーチャルならではの様々なギミック(仕掛け)を多数用意した。同ワールドは、スマホ向けメタバース「REALITY」の活用で、誰でもスマホから楽しめる。一部、3Dモデルデータ協力は、ジェイアール西日本コンサルタンツ(代取:土肥弘明)。
四月二十三日まで。
<アバタで自由に闊歩>
同ワールドには革新的な「顔認証改札機」、世界初の「フルスクリーン ホームドア」を再現。アバタで通過すると写真撮影ができ、駅構内に設置された様々なサイネージと連動して撮影した画像が映し出される。
メタバース「REALITY」では、アバタで自由に歩き回り、配信・視聴が行える。またユーザ同士でチャット交流やギフトを送る等のコミュニケーションを取る事が可能。このメタバースのアプリは、昨年にDL数が一千万に到達した。
参加方法:スマホへ「REALITY」アプリのインストールと無料アカウント(アバタ)作成が必須。アプリ内の「ワールド」タブに表示されている「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」を選択して参加
JR西日本Gでは同Gと社会、ステークホルダがデジタル技術で繋がり、地域や事業の垣根を超えたサービス等の新しい価値を生み出す事で、人々が繋がり、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会の実現を目指す「JR西日本Gデジタル戦略」を策定している。
本取組みは、「JR西日本Gデジタル戦略の目指す未来」を具現化する取組みの一環。コロナ禍による社会変容で大きく生活が変化する中においても、これまで“リアル”で磨いてきた駅を「バーチャル」へと拡張。二つの空間が相互に連動した新たな価値創造にチャレンジしていく。
画像:西日本旅客鉄道㈱、㈱JR西日本コミュニケーションズ、㈱JR西日本イノベーションズ
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