東京国際映画祭が香港の学生十数名を迎える

【社会報道】 平成三十年五月二十九日に東京国際映画祭(TIFF)は、アジア・フィルム・アワード・アカデミー(AFAA)のメンバとして香港の学生を対象としたプログラム『Journey to the Fest』を実施する旨を発表した。


本プログラムはCreate Hong Kongと香港電影発展局の支援を受けて、香港で映画・映像等を学ぶ学生十二名から十六名を予定してTIFF及びTIFF COMに迎える。TIF自体は十月二十五日から十一月三日に東京にて開催する。様々なイベント、上映への参加に加えて世界中から集まる映画人や日本の学生との交流等を通じて新たな映画体験を提供し、相互理解を深め、未来の映画の可能性を導きだす事を本プログラムの目的としている。


十九年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞「アジア・フィルム・アワード」を実施。TIFFは二十五年より、香港国際映画祭と釜山国際映画祭と共にAFAAを創設した。アジアの映画業界と連携して、当該年のアジアの映画人を表彰し、スポットライトを当てる事でアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っている。


以下はTIFFを主催するユニジャパンの代表理事で松竹の代取である久松猛朗(甲午)フェスティバル・ディレクタのコメント。

東京国際映画祭では「映画の未来の開拓」を、重要なビジョンのひとつとして掲げています。今回、 AFAAのメンバーとして香港から学生をお迎えすることは、このビジョンの主旨に相応しく、映画祭 にとっても有意義だと思っております。
彼らが東京国際映画祭を通して、多くの日本の映画人や学生との交流を深め、日本と香港の映画交流の架け橋となり、世界の映画産業の発展に貢献してくれることを期待致します

©Asian Film Awards Academy

画像提供:㈶ユニジャパン

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