米ユースバスケを描くドラマ『スワッガー』シーズン2は六月より

【芸術・スポーツ報道】 令和五年五月十七日に「Apple TV+」は、レジー・ロック・バイスウッド(乙巳)が制作、ショーランナー、監督を務めたスポーツドラマ『スワッガー』シーズン2の予告編を公開した。


「Appleオリジナル」シリーズである本作の初回エピソードは、六月二十三日に配信。その後、八月十一日まで毎週金曜日に一話ずつ新エピソードを追加する。


NBAのスーパースターであるケビン・デュラント(戊辰)選手の体験にインスピレーションを得た本作は、ユースバスケの世界と選手・家族・コーチ達を浮き彫りにする。選手達は、夢や野心の狭間で揺れ、周囲の日和見や“腐敗”に翻弄される。米国で生まれ育つとは、どういう事かも描く。



Appleオリジナルから三百六十二受賞

 報道現在で、これまでのストーリ(シーズン1)はApple TV+にて全世界へ配信中。本年の米「トライベッカ映画祭」の選出作品である本作は、十七日に同映画祭でプレミア公開。同シリーズは、多様性や物語に重きを置く同映画祭にて、本年にプレミア公開されるTV番組・十作品の一つに選出された。


Apple TV+では、類稀なるドラマやコメディシリーズ、長編映画、画期的なドキュメンタリ、子ども向けや家族全員で楽しめるエンタメ等の幅広い作品を、対応しているTVからモバイルデバイス等で視聴できる。


令和元年のサービス開始時より、全作オリジナル作品のビデオサブスクサービスとして世界中で配信。他のサービスを凌ぐ速さで、初公開のオリジナル作品からヒットを生み出し、各賞へのノミネートを受けている。


Appleオリジナルの映画・ドキュメンタリ・シリーズは、これまでに三百六十二の賞を受賞。一千四百五十二の賞にノミネートされ、その数は増え続けている。


=ストーリ=

 シーズン2でジェイス、フィル、ニック、ムーサ、ドリューとロイヤルは高校の最終学年を迎える。フィル以外の全員が編入する事になった「シダーコーブ・プレパラトリー スクール」は、白人が大多数を占め、教員の採用から生徒の入学までの全てを裕福な役員達がコントロールしている権力と支配の学校だった。


学業が優先され、バスケチームは弱小だったが、スポーツディレクタのエモリー・ローソンがスワッガーの選手達を獲得した事で、同校のチームは瞬く間に強豪チームへと変貌。「グラディエーター スニーカーズ」のアロンゾ・パワーズもチームに目を付ける。


彼らの試合には全米各地から大学のトップスカウト達が集まり、試合の様子は何千ものファンに向けてライブ配信される様になる。



勝利を重ねるに連れて注目は高まり、全国高校選手権へ出場する頃には、選手達は常に誰かに見られている様な気分になっていく。


ジェイス・カーソンとその家族の人生は、全てが順風満帆に見えた。ジェナは住宅地に家を借り、化粧品販売のビジネスも順調だった。その時、一本の動画が明るみに出た事で、全てが崩壊し始めた。


それは、嘗(カツ)てクリスタルのコーチだったウォリックが、路地で暴行を受けている様子を捉えた監視カメラの映像だった。


襲撃犯はマスクをしていたが、ウォリックコーチはスワッガーの選手達の関与を示す証拠が在ると確信。彼の憶測が世間の注目を浴び、SNSで拡散される中、選手達が築き上げてきた友情と絆が試される。一度は約束されたかに見えた、彼らの未来にも暗雲が立ち込めていく。


画像:Apple Japan合同会社

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