エリートが狙うべきは健康の上位概念『無双』状態

【人生コラム】 健康・未病・病気。人の体の状態を表わす言葉は、この三つしかない。世界保健機関(WHO)の憲章では「健康とは病気でないとか、弱っていないという事ではなく、肉体的にも精神的にも、そして社会的にも全てが満たされた状態にある事(日本WHO協会訳)」と定義。病気は何がしかの病に罹り、健康の定義の内のどれかに支障を来たす事。


未病は健康と病気の間。機械のスイッチの様に人は途端に健康、ないし病気になる訳ではないので、二つの間をうろうろしている状態が未だ病を発症していない状態となる。


 エリートは健康管理をして当たり前だ。だが健康であれば、高いパフォーマンスを発揮できるか否かは別の問題となる。恐らく健康には上位の概念がある。それは日々、高いパフォーマンスを出し続ける事ができる肉体的・精神的・社会的状態。からだ・こころ・まわり。


健康の健はすこやか。康は無事、安らか、丈夫。二つで健康。ならば、その上位の概念は何か。人類史上、初めて健康の上位概念がある点に気が付いた。先も挙げたが健康だからといって、常態的に高い成果を発揮できる訳ではない。その概念はスポーツでの常勝を超えるもの。インハイ級での常勝から国内プロリーグでの常勝、そして世界選での常勝。これと向い合える、からだ・こころ・まわりの三点づくり。エリートは、これに励むべき。


意味合いから考えるなれば、常に勝ち続ける事ができる状態。新たな難問・難題にも臨機応変にできる状態。飛躍によりステージを上げる事ができる状態。心理学では高度の自己実現(アブラハム・マズロー)だろうか。哲学なら自己超克(フリードリヒ・ニーチェ)か。但し、これらの概念は精神に傾いており、からだのコンディションについて触れてない。


病気の状態、未病の状態、健康の状態。ここでは、上位概念を「無双」の状態としよう。


百年間、差をつけ続ける

 エリートが目指すべきは健康から無双への格上げ。そして無双状態の維持ではなく、意図的に発動する事が可能である点が重要であろう。スポーツでいうゾーンだ。先ずは無双状態にもっていく。自身が如何様な時に無双に入れるかを統計で知る。次に無双を管理できる様にする。併せて無双を連打できる様なからだ・こころ造りに励む。無双状態で切磋琢磨できる、まわりを創る。最後に無双をマネジメントし、更なる高みを目指す。


これが健康の上のサイクルだろうか。最も恐れるべきリスクは息切れだ。からだならば体力、こころなら精神力、まわりなら違法・不法行為と人心。


以前とは異なり、短期決戦の時代は終わった。現代は百年越しの持久戦に突入している。下剋上の機会は大いにあり、上位の者は息切れ次第で奈落に落ちる。健康以下の者と無双の者では何年も経たずに差が甚大となる。十年で二度と追いつけないだろう。但し、無双状態から落ちれば別だ。無双を得る為に何から始めるべきかは分かっている。土台となるからだ造りに他ならない。


記事:金剛正臣



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