J-Beauty・SHISEIDOがアリーナ・ザギトワ選手を大使に、和の要素のMake-Upで世界選へ

【美容報道】 資生堂(4911.T1)は、平成三十年八月一日に東京・赤坂にて『SHISEIDO  新製品発表会』を開催し、新メイクアップ全十五品目百二十四品種・用具六種を世界各国で九月一日より順次発売していく。ゲストには同ブランドのグローバル アンバサダとなるフィギュアスケートのアリーナ・ザギトワ選手が登壇して同社製品の魅力を伝えた。


先行販売として伊勢丹新宿本店では八月十五日、阪急うめだ本店では八月二十二日より。


新メイクアップは主に米国のチームが主導。一千人以上が携わり、世界トレンドになりつつある「J-Beauty」を以ってグローバルブランドの向上を図る。ポイントは軽さ、クリアで大胆な発色と持続力。日本品質に拘り、同ブランドの誇りでもあるスキンケアの様な繊細で軽いテクスチャを特徴とする。テクスチャは「GELS」「DEWS」「INKS」「POWERS」の四つ。漆や書道筆等の和的なアート性を織り込んだ。


 テーマは「VISIBLE FEELS INVISIBLE」。従来とは異なり、目もと等の部位別ではない。例えば「オーラデュウ(全三色)」はチークカラーでもあり、アイシャドウでもあり、リップカラーでもある。チークカラーの「ミニマリスト ホイップパウダー ブラッシュ(全八色)」は新触感となるホイップ状のムース。だが肌の上ではパウダに変わる。そして化粧用具の「DAIYA FUDEフェイスデュオ」は広島・安芸の伝統工芸品である熊野筆の技術を用いた筆職人による手作りだ。


同社は報道現在で中長期戦略「VISION 二〇二〇」の一環である「センター・オブ・エクセレンス」構想の中でグローバルブランドを育成している。メイクアップとデジタルはNY、フレグランスはパリ、スキンケアは東京を核としている。魚谷雅彦(甲午)代取は「ブランドSHISEIDOを中心として資生堂が世界に発信しているものとして、正にJ-Beautyの価値観を根本的に元々持っています。商品の作り方、あるいは感じて頂く感性の部分、季節感をどう顕していくか。」と日本の価値感を世界に発信する重要性について質疑応答で語った。


尚、アリーナ選手は先の大会より同社のコスメを利用している。起用理由を五輪での金メダル獲得とし、欧米の競合ひしめく美容系ブランド界で同社は金メダルを狙う。


画像提供:㈱資生堂

0コメント

  • 1000 / 1000