亜熱帯となった日本に必要な自衛隊への予算増

【社会論説】 日本は気候温暖化の影響で亜熱帯となっている。その為に、例年とは異なる自然災害が多発している。北海道は全域で停電が起こり、土砂崩れも多数発生。救助するのは自衛隊で、初動は四千人の投入であった。


人手や装備品は足りているのであろうか。


大型台風の被害でもそうであったが、自衛隊は足りているのであろうか。来る首都の直下型大型地震に際に現状の自衛隊で足りるのであろうか。


防衛省は平成三十一年度の概算要求を提出。内、「大規模災害等への対応」として以下を要求(一部)。

  • 災害時における機能維持・強化の為の耐震化・津波対策の促進:百六十二億円
  • 災害対処拠点地区等の整備:九億円(入間)
  • 災害用ドローンの整備:一.五億円
  • 人命救助システム等の整備:二式;〇.五億円
  • 〇七式機動支援橋:一式;十二億円



今回の被害総額は何兆円ともいわれる中、この程度の予算で果たして良いのであろうか。人命救助や都市機能回復は時間との勝負。つまり、投入する自衛隊量がものを言う。首都の直下型地震は三十年以内に七割の確率。被害額も甚大であるにも関わらず、未だに予算は割かれない。節約する羽目に民主党政権で陥った。予めの対策や人命救助、被災後の迅速な処理(土砂排出や橋梁の一時的復旧等)に備えるべきではないだろうか。


何故に予算は積み増せないのか。それは九条改憲反対派が自衛隊を危険視するからだ。自衛隊そのものを違憲とうそぶく。自民党の総裁選に立候補している石破茂 元・防衛相の近著でも記している通り、個別的だろうが集団的自衛権だろうが、共に国が在る以上、当然に認められる自然権である。故に憲法に書かれていない。報道の自由と似る。これが世界の常識である。


確かに自衛隊は実力行使の部隊であるが、往々にして大災害の有事の際に助けてくれるのが自衛隊である。先ず自衛隊は国民を守る為に存在し、日々鍛錬している。北海道全域を四千人程度で当たる方がおかしい。これでは助けられる者も助けられない。全ては予算だ。この機に日本は考えなければならない。三十年以内も生きている国民の為に、亜熱帯となった日本には自衛隊への予算が欠かせない。それは子や孫を守る為に必要な予算である。


大規模災害を鑑みていい加減、未来の災害に無責任な自衛隊違憲論は止めるべきだ。守る為には人手や装備品が現実的に欠かせない。

(了)


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