日本弁理士会の認知向上プロジェクト第二弾

【ビジネス報道】 平成三十年十月十四日と十五日の両日に東京・丸の内にて日本弁理士会(会長:渡邉敬介)は、『弁理なアイデア展』を開催した。本イベントは、未だ認知されていない弁理士の仕事を正しく理解して貰い、より多くのユーザにアイデア等の知的財産を身近に感じて貰う事を目的とする。本年度から始動した弁理士認知向上プロジェクトの第二弾の取組み。


初日にはゲストとして女優の足立梨花(壬申)が登場。渡邉会長等とトークセッションを行った。「雪見だいふく」を取上げ、ヒット商品を知的財産が支えている点や弁理士の仕事に関する紹介の他、二十五年度のパテント コンテスト受賞作品「あごハンモック」を梨花が初体験した。「この体勢だとメイクも崩れないし、髪形も気にしなくて良いので、今度から控室に入れて欲しい位です。」とのコメント。同コンテストは、知的財産権制度の理解を促進する事を目的に文科省、特許庁、日本弁理士会と工業所有権情報・研修館が共催している。


今回のイベントに因んで梨花からティッシュをTシャツの一部に取入れ、どこからでも取出せる発明品「ティッシュマン」というアイデアが出た。「花粉症の時に本当にティッシュを使うので、こういうのがあれば良い。コミュニケーションも取れるので私らしいアイデア。」と語った。


 またステージに加え、三つの発明品展示コーナを設置。様々なメディアに取上げられている市原えつこの発明品を集めた「市原えつこ 発明品」コーナ、身近なちょっとしたアイデアを素に開発した商品を集めた「ナニコレ発明品」コーナ、ヒット商品の裏側を展示する「ヒットのカゲに弁理士」コーナを実施した。


近年、特許・商標に関する出願手続きを行っていなかった為に、起こってしまった模倣品問題・商標問題等のビジネス トラブルがニュースとなっている現状を打破する為に日本弁理士会では、発明者やクリエイタ、企業家等の知的創造を行う者のアイデアを不正な利用から守る為の活動を今後も精力的に行う。


画像提供:日本弁理士会

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