本が与える人生のメリット、その効用は人生史上最大

【人生コラム】 本の魅力を知らない人が多くなっている模様。それは本のメリットを知らない、とも言えるかもしれない。それはとても勿体ないことだ。


「人は言葉によって形成される。」

誰が言ったかは知らないが、言語相対論のことだ。

例えば、名前。あなたを顕す大事な文字だ。苗字。家族を顕す大事な文字だ。苗字と名前。これであなたがユニークな存在となる。だが、ネットの時代では同姓同名はいるので、生年月日や職業、思考などで自身がユニーク、唯一無二の存在を目指していくことになる。この作業を放棄した者は、同姓同名の者や他者に埋もれて、自身が何者かをわからなくなってしまうだろう。


次に思考。国語だ。戦前の小学生には時間割でいうところの六割から七割を国語に割いていた。現代教育とはまるで異なる。それほどに国語を重要視してた。その頃の日本は世界五大国の一つであった。G8みたいなものだ。


思考は言語があって成り立つ。その言語は、読み物から学ぶ。言葉遣いや文章の構成。それらをある一つの切り口でまとめたものが本となる。一冊の本には一つの世界観がある。小説ならばぴんとくるだろうか。お堅い言葉ばかりの本を読む法律家は、お堅い言葉で話しをしてしまいがちだ。面白味を感じる人とそうでない人に分かれるだろう。


本のジャンルは信じられないほどに多い。すべてを網羅することは一生では足らない。一冊いっさつを大事にしていけば、一つひとつの世界観を得ることができる。当然に表現力や情感なども養われて、人生を豊かにすることができる。経営学の本を読みこめば、経営者として足しになる。月刊誌でも勉強になる。だがネットニュースなどにはまとまりが無いために捉えづらい感がある。ネットの情報から本を獲得するのが良いだろう。


本があれば、思考を明確化できる。否、明確に近づけることができる。自身が何をしたいのか。どうしたいのか。本がヒントをくれる。本の通りにしても料理本のようにうまくいかすこともできるだろう。本は人生の選択肢をくれる。その選択肢は、知らないものだ。だから面白い。偏っても良い。色々、手を出してみても良い。統計的に全く同じ本を読んできた人間は二人といない。それはユニークな人間を意味する。


同じ本を何度も読みこめば、その時、その時で感じ方が変わる。タブレットはお勧めできない。背表紙がないからだ。ふとした時に手を伸ばせない。それがデータの悲しい性。このふとした時が意外にも人生を左右したりする。本がすべてではないが、本が無くば人生は貧しいだろう。本はあなたの人生を豊かにしてくれる。


本屋が少なくなっているが、本屋をうろうろしていれば、出逢いが必ずある。そういったことを繰り返していると、今のあなたに必要な本が自ずと視界に入ってくる。これも不思議な縁だ。たまたま手に取った本一冊から、そのジャンルにのめり込み、一つの仕事に成るかもしれない。そういったコミュニティに参加できるかもしれない。


データの時代だが、本はなくならない。なくなってない。本は紀元前からある、という。何故、廃れないのか。ある一定の層が本を支持しているからに他ならない。本で自身を強化できる。


記事:羽田野正法

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